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2017.09.01 《『天王寺詣り』のための「四天王寺参詣」》


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先月27日(日)の「米團治・研鑽の会」で『天王寺詣り』を演じるにあたり、久しぶりに天王寺さん(=四天王寺)をお詣りしました。

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日本の三鳥居の一つ、「石の鳥居」をくぐり、西門(サイモン)から入る人が殆んどの天王寺さん。ちなみに、「石の鳥居」の扁額(ガク)に書かれた文字は「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心」です。意味の知りたい方は、私の落語をお聞きあれ☆

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西門の柱に付けられてある、落語でもお馴染みの転法輪(輪宝)。

そういや、京都の八坂神社も南門が正面なのに西門が有名ですね。どちらも西方浄土の観点から夕陽を拝むのに相応しい位置に建っています。

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聖徳太子が創建したと伝えられている四天王寺は「和宗総本山」と言われ、さまざまな宗派のお上人様が奉られています。

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殊に弘法大師(空海)と聖徳太子(厩戸王子)は別格で、毎月それぞれの命日である21日と22日には沢山の露店が出て、中心伽藍(講堂・金堂・五重塔)への入場が無料となるのです。

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何度も火事に遭いながら、その都度、民衆の寄進により再建されてきた講堂・金堂・五重塔。ご本尊は金堂に安置されている救世観音(グゼカンノン)。

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源義経がここへ鎧を掛けて休息したと言われる「鎧掛けの松」。

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引導鐘をついてもらえる北鐘堂。いずれも落語で有名ですね(^^)/

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こちらは創建当時からひっそりしっかり奉られている石神堂(牛王尊)。この謎については以前記した通り。

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文殊菩薩が安置されている六時礼讃堂に、亀の池。

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“経木流し”で有名な亀井堂。

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虎の門、猫の門、守屋の祠がある聖霊院(太子堂)。

そのほか、万灯院・阿弥陀堂・布袋尊…と、実に多くのお堂があり、いたる所で回向ができる仕組みになっています。

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最後に中門(仁王門)と南大門をくぐり、落語会の会場へと向かいました。

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大阪・西成の動楽亭──。この日の「研鑽の会」にも沢山のお客様がご来場下さいました(^人^)

『道具屋』 慶治朗
『天王寺詣り』 米團治
   〈中入〉
『替わり目』 團治郎
『どうらんの幸助』 米團治
「小咄あれこれ」 米團治

四天王寺の境内を散策し、そのイメージを頭に描きながら演じていたのですが、肝心のハメモノを入れる件りを飛ばしてしまい、オチを言うてから…それに気づき…改めて“禅”の部分を付け足した次第(*_*) ネタおろしということで、ご寛容のほどを(^◇^;)

ところで、この日は終演後、春蝶くんが個人宅(井上邸)で年に一回開いている会にゲストで呼ばれ、一席喋りました。すると、そこへ急遽、鶴瓶兄さんも入って来られ、一席ご披露。実に濃い落語会となりました☆

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『子ほめ』 慶治朗
『山内一豊の妻』 春蝶
『はてなの茶碗』 米團治
『妾馬』 鶴瓶

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いよいよ、秋の到来! 実りのある高座となるよう、精進します↑↑↑