2014.04.04 《がんばれ! 小保方晴子さん》

 

1日付の夕刊各紙に「STAP論文に不正」との見出しで、理化学研究所の調査委員会による最終報告書と、小保方晴子さんの反論コメントが掲載されました。

 

今年の初め、PH 5.7の希塩酸溶液(弱酸性溶液)に細胞を約30分漬け、あとは培養液に入れておくだけで、2~3日で細胞が初期化するという夢のような研究結果が小保方晴子さんにより発表され、大きな反響を呼びました。

 

刺激惹起性多能性獲得細胞(Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cells)という長ったらしいい名前なので、「STAP細胞」という略語で広まり、一時は割烹着までが流行に(^0_0^)

 

しかし、ほどなく多方面から論文に対する疑問の声が上がりだし、ついには「論文を取り下げる」事態にまで追い込まれたのです。

 

私は、なんで彼女がここまで糾弾されなきゃならないんだろうと、素朴な疑問を抱きました。

 

そして今回、小保方さんのコメントを読んでみて、私も彼女と同じ思いになりました。STAP論文の中の指摘の部分が、どうして「改竄」「捏造」にあたるのか…私にも理解できません。

 

彼女が反論しているように、“改竄”については「より見やすい写真を掲載しただけで、新しい写真から得られる結果は、元データをそのまま掲載した場合に得られる結果と変わりません」し、“捏造”については「画像貼り付けの際の単純なミスであり、真正な画像データが存在していることは中間報告書でも認められています。そもそも、この画像取り違えについては、外部から一切指摘のない時点で、自らミスを発見し、ネイチャーと調査委員会に報告したもの」なのです。

 

些細なミスを鬼の首を取ったように喧伝している昨今のメディアの様子は、「こんな単純明快な方式で細胞を初期化されたら、わしらの営業が脅かされるぞ」と焦ったどこぞの団体が、彼女に圧力を加えているように思えてなりません。

 

彼らにとっては、STAP細胞の作製が未だ不安定な状況にあるのが、せめてもの救いなのかもしれませんね。今のうちに叩き潰してしまおうと…。

 

研究とは時間のかかるもの。

 

かのips細胞でも、「細胞の癌化」への不安を払拭するには、まだまだ長い歳月がかかるはず。

 

どうして、STAP細胞作製の常体化には少しの猶予も与えてくれないんだろう。

 

私は、なんの面識もありませんが、小保方晴子さんを応援することに決めました!

 

尤も、彼女には「要らんお世話だ」と言われるかもしれませんが(^o^ゞ

 

私は科学者ではありません。名もない(未だに小米朝と言われる)一介の噺家ですが、落語には純真な心が必要だと考えております。日頃から、クエン酸補給と0.9%の生理食塩水で、澄んだ身体を作ろうと心掛けている人間です。

 

「イモリが自分の身体を再生する現象を哺乳類にも応用できないか」と考えた小保方さんの発想は、実に柔軟性に富んでいると思います。

 

どうか、一日も早くSTAP細胞作製の再現がなされますことを、切に願っております(^人^)