2018.12.29 《12月後半の演目》

1229①
この度、私、今月20日で満60歳と相成りました。

1229②
それにつき、還暦と噺家生活40年を記念するパーティーを大阪・中之島のリーガロイヤルホテルで開いていただきました。身に余るご祝意を賜り、感謝の念に絶えません。

1229③
これからも芸道に精進いたしますので、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

さて、なおもブログ休止中であるため、今回も演目のみ纏めて記させていただきます。

▼「動楽亭昼席」
1229④
15日(土)14時開演
大阪・西成、動楽亭にて

『動物園』 優々
『池田の猪買い』 鯛蔵
『「えっ」の5乗』 そめすけ
『子は鎹』 米團治
   〈中入〉
『ちはやふる』 吉次
『抜け雀』 春若

今月は、動楽亭開場10周年を記念して、ご来場のお客様の中から抽選で毎日10人の方々に「桂ざこば手拭い」が配られておりました。ご愛顧に感謝。

▼「なんと! となみのお気軽寄席」
1229⑤
16日(日)16時開演
富山県砺波市、出町座にて

『みかん屋』 慶治朗
『代書』 そうば
『子は鎹』 米團治

富山県砺波市出町にある曳山会館は子供歌舞伎でも有名な所。満員のお客様のもと、落語会は大いに賑わいました。

終演後はスタッフの方々に「富山の酒肴」を振る舞っていただきました。

▼「なんと! となみのお気軽寄席」
1229⑥
17日(月)14時開演
富山県南砺市、じょうはな座にて

『桃太郎』 慶治朗
『笠碁』 そうば
『稽古屋』 米團治

曳山会館「出町座」の翌日は、富山県南砺市城端にある「じょうはな座」での落語会。ここは花道もある劇場。平日の昼にも拘わらず多くのご来場を賜り、篤く御礼申し上げます☆

▼ 第250回記念「桂米朝一門による尼崎落語勉強会」
1229⑦
18日(火)18時半開演
兵庫県尼崎市、あましんアルカイックホール・オクトにて

『つる』 二葉
『親子酒』 紅雀
『稽古屋』 米團治
『はてなの茶碗』 米二
   〈中入〉
「対談」 米二&米團治
『妻の旅行』 塩鯛
『義眼』 南光

私が噺家になる前から続いている「桂米朝一門による尼崎落語勉強会」。記念のこの日、スタッフの皆さんが二日早く私の誕生日を祝って下さいました。

▼「米團治・研鑽の会」
1229⑧
22日(土)14時開演
大阪・西成、動楽亭にて

『道具屋』 米輝
『初天神』 團治郎
『本能寺』 米團治
   〈中入〉
『はてなの茶碗』 米團治
「和楽器による洋楽(モーツァルト)演奏」 團治郎&米輝&慶治朗
「ご挨拶」 米團治

20日(木)の還暦パーティーで弟子三人が演じた「和楽器によるモーツァルト演奏」が好評を博したので、終演前に急遽それを披露させました。慌てふためく様子が楽しかったです。

▼「天満天神繁昌亭昼席 “桂ちょうばウィーク”」
1229⑨
24日(月)~27日(木)
天満天神繁昌亭にて

笑福亭智丸、桂弥太郎、桂雀太、口上(ちょうば・仁福・米團治・出丸)、桂ちょうば、笑福亭仁福、〈中入〉  ラッキー舞、桂出丸、林家染太、桂米團治。(日によっては演者変更あり)

今席は、若手噺家グランプリで優勝した桂ちょうば君の記念ウィーク。第4回となる今年は激戦の結果、桂三度君と桂ちょうば君が同点となり、ジャンケンすることなく、二人に優勝賞金が贈られました。

三度君の記念会は先日終了し、今週はちょうば君の記念ウィーク。私は27日(木)まで出演。その後は塩鯛さんがトリを勤められます。

進境著しい桂ちょうば君の高座に拍手を送ります☆

▼「権太呂寄席」
1229⑩
27日(木)18時と19時半の二回公演
京都・岡崎、蕎麦処「権太呂」岡崎店にて

[18時の部]
「ご挨拶と手品」 藤本惠一郎
『犬の目』 弥っこ
『稽古屋』 米團治

[19時半の部]
「ご挨拶と手品」 藤本惠一郎
『青菜』 米輝
『七段目』 米團治

毎年恒例の「権太呂寄席」。今年も大入満員! 「権太呂」のご亭主、藤本惠一郎さんによる今は亡きジャグラー禎一さん仕込みの「手品」に始まり、終始、大いに賑わいました☆ ご来場、心より感謝申し上げます。

さぁ、大晦日の「ジルヴェスターコンサート」に向けて、エンジン始動!