2017.02.19 《米輝が小笠原諸島に》

三年前から「美案寄席」の一環として福岡市の森本能舞台で開いている私の落語会が、今年も開催されます。

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これまでは前座の米輝と私だけという形でしたが、今回は三味線に浅野美希ちゃんを迎え、弟子三人(團治郎・米輝・慶治朗)を従え、「桂米團治一門会」というスタイルで臨みます。

この会は演者や演目が少ない分、最後にアンコール的なものを入れるようになった次第。三年前は「ひとり狂言」、去年は「ひとり山伏問答」と、即興的に“遊び”の場を設えました。今年も何か披露したほうがよいかなぁ、少しは打ち合わせをしておいたほうがよいかなと、米輝に打診メールをしたところ、「私、只今、小笠原諸島に来ています」との写真付きの返事。

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「えっ、小笠原諸島のどこ?」
「父島です」
「へぇ、凄いなぁ。なんでまた?」
「行きたかったからです」
「…あ、そう」
「小留と三実も一緒で、こっちで落語会をしようと思てるんです。めっちゃ、ええとこですよ」
「そやろなぁ…。父島まではどうやって行くんや?」
「東京の竹芝桟橋から船で24時間です」
「…凄いなぁ」
「22日に帰って来るんですけど、その日の晩に動楽亭で“小笠原で落語会をしてきました”という会を開くんです」
「…元気やなぁ」
「けど、予約があんまり入ってませんねん」
「……わかった。宣伝するわ」
「ありがとうございます」

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というわけで、青春を謳歌している三人の「小笠原で落語会をしてきました。の会」の詳細は次の通りです。

2月22日(水)19時開演。
大阪・西成の動楽亭にて。
出演:桂米輝(カツラ・ヨネキ)、桂小留(カツラ・チロル)、桂三実(カツラ・サンミ)。
入場料:1,500円
予約はメール piyopiyoneki@gmail.com か、FAX 06-7632-3038 で。20日の正午までに申し込んだ人にはお土産が付くそうです。

森本能舞台の「桂米團治一門会」の申し合わせは、23日以降になるなぁ(^◇^;)