2016.10.20 《「日本の文化に親しむ“花の宴”」@ 国立文楽劇場》

19日(水)、大阪市中央区日本橋にある国立文楽劇場にて、公益財団法人 関西・大阪21世紀協会主催による「日本の文化に親しむ“花の宴”(構成…東龍男 演出…駒井邦夫)」が開催され、上方のさまざまな分野の芸能が一堂に会しました。

ちなみに、東京の皆さんへ。大阪の日本橋は「にほんばし」ではなく「にっぽんばし」と言います。念のため。

それから、大阪では、エスカレーターは“左立ち”ではなく“右立ち”です。もうええか(^^;)

独自の文化圏であることを自慢したがる大阪で、多種多様な舞台芸術が繰り広げられました。

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腹ごしらえをし、リハーサルを済ませて、いざ本番──。

【第1部】
舞楽『萬歳楽~抜頭』 天王寺楽所雅亮会

【第2部】
長唄『船弁慶』 唄…杵屋東成ほか 三味線…今藤政太郎ほか 笛…藤舎正生 小鼓…藤舎呂浩ほか 大鼓…藤舎呂英 太鼓…田中佐幸

【第3部】
[落語と踊り]
座敷舞『梅の小袖』 宮川町 芸妓・舞妓
落語『七段目(前半)』 桂米團治
話中舞踊『元禄花見踊~紅葉の橋~宇治茶~御所のお庭~ハッハくどき~宮川小唄~宮川音頭』 宮川町 芸妓・舞妓
落語『七段目(後半)』 桂米團治
舞踊『心中 恋の大和路』 瀬戸内美八 美翔かずき
舞踊『虫の音』 彩輝なお
民謡メドレー『ソーラン節~八木節~佐渡おけさ~会津磐梯山~安来節~さのさ~木遣くずし』 瀬戸内美八 & 彩輝なお & 美翔かずき
フィナーレ『阿波おどり』 阿呆連 & 阿波踊グループ虹

まぁ、盛り沢山な趣向でしたが、約3時間半にわたる催しは、賑々しく無事終了。振付の山村友五郎さん、司会の桂歌之助くん、ご苦労さまでした(^◇^;)

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私自身、出演者でありながら、天王寺に伝わる舞楽から、江戸で完成した長唄、京の座敷舞、元タカラジェンヌによる舞踊、そして阿波踊りに至るまで、一挙に観ることができ、とても楽しかったです。

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まさに「日本の舞台芸術、オン・パレード」という感じ?

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急遽、宮川町の芸妓さん舞妓さん達と踊ることになり、必死に稽古する私。でも、付け焼き刃はお手のものかな(^◇^;)

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芸術の垣根が無くなりつつある時代であればこそ、それぞれの分野の真髄を大切にしたいものですね☆

ご来場まことにありがとうございました(^人^)