2015.12.17 《「井上八千代さんの人間国宝認定を祝う会」に出席》

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15日(火)、“京舞”井上流の家元、五代目 井上八千代さんの人間国宝認定を祝うパーティーが京都・蹴上のウェスティン都ホテルであり、大勢の参加者で賑わいました。

井上流は祗園甲部の芸妓さん舞妓さんが舞を習うことで有名な流派。毎年12月13日の事始めではテレビのニュースで放送されることがお定まりとなっています(^-^*)

今年初めの毎日新聞の対談では、八千代さんのお宅までお邪魔させていただく光栄に浴しました。

この日、繁昌亭昼席の出番を終えた私は、京阪特急で三条京阪駅まで行き、そこで京都市営地下鉄東西線に乗り換え、蹴上駅で下車。ウェスティン都ホテル京都へと到着。

なんと、宴会場の少し手前の通路で八千代さんご自身がお客様をお出迎え。とても気さくな雰囲気に驚きました(^-^*)

でも、宴会場の入口には祗園甲部の芸妓さん舞妓さんが勢揃いで立礼!

なんと艶やかなことよ !!     南座の“総見”の時ような…いや、それ以上の華やかさに満ちていました(^O^)(^^)/

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正面には、重要無形文化財保持者の認定書が飾られ──、

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その横には、相国寺管長の有馬頼底氏と、表千家第14代家元でいらっしゃる千宗左氏の書が飾られてありました。

さて、元NHKアナウンサー、葛西聖司さんの司会のもと、宴が始まります。

まずは祗園甲部芸妓連中による「手打ち」で、この度の慶事を言祝ぎました☆

京都府知事の山田啓二さん、京都市長の門川大作さん、狂言師の野村萬さん、日本舞踊協会会長の近藤誠一さんによる祝辞の後、月桂冠の大倉敬一さんのご発声により、乾杯(^^)/

美味しいコース料理に舌鼓を打ちました(*^o^*)

約800人の参加によるお祝いの会は和やかに進行☆☆

舞踊家で、中村鴈治郎丈の奥方でもある吾妻徳穂さんの祝辞の後、八千代さんの弟、片山九郎右衛門さんによる舞(能『猩々乱』より抜粋)が披露──。

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酒宴に相応しい演出に、とても興奮しました(´V`)♪

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井上八千代さんの愛らしく品のよい謝辞で、めでたくお披楽喜☆☆☆

八千代さん、これからも京舞(上方舞)の発展のために、おきばりやしとくれやす!

その後、私は祗園のバーを二軒(「孝鶴」と「元禄」)ハシゴし、帰宅後、爆睡しました(^0^;)