2011.07.07 「横浜はお洒落な港町でした」

横浜滞在中は色々と街並みを散策し、神戸との共通性を色々と感じました。

 

幕末──、西洋人が来るまでは、横浜は神奈川の宿場が、神戸は兵庫の港がそれぞれ街の中心でした。それが西洋人の到来により、それまでは何もなかった小さな村に港を作ることになったのです。それが横浜港(山下公園)であり、神戸港(メリケン波止場)なのです。

 

これらの情報は横浜のタクシーの運転手さんから仕入れました。話し好きのタクシードライバーが多いのも、神戸と似ています。「開国した時、西洋人が神奈川宿の遊廓に来たら怖いからっていうんで、外人相手の遊廓を横浜に作ったんです。ちょうど今、横浜スタジアムのある所、あそこが遊廓だったんですよ」という話も教えて頂きました(^0_0^) そうそう、横浜のタクシーはやはりほとんど日産でした(名古屋と正反対)。ある日のこと、たまたま乗ったタクシーの運転手さんがクルマの乗り心地を訊かれるので、「いいですね」と応えたら、「そうでしょ、100%電気自動車ですから」と言われ、そこからプリウスとはまた一味違う旨を話をされました。今、まだ横浜に7台しか無いと言われたので、降りる時、思わず写真に収めました。でも、車名、忘れてしもたf(^_^;

 

そして、横浜の最初の商業地域となった場所が元町。これも神戸と同じですね。私は今回、横浜の元町を散策して、アーケードのない開放的な街並みがとても気に入りました。概ね、関西の商店街はアーケードがありますが、関東はアーケードを持たない商店街が多い感じがします。もちろん、双方にそれぞれの良さがありますが。

 

横浜の元町商店街の老舗の喫茶店「霧笛楼」には足繁く通わせて頂きました。ケーキもコーヒーも美味しいのですが、ここの隠れ名物は一日10食限定のカレーなのです。前日から肉を煮込んでルーを作ります。だから、休日明けの日はありません。ご飯は筍ごはん(季節によって変わるかも)、そのご飯をジャガイモスープが取り囲んでいるのです。トッピングの牛蒡の千切りの揚げものがお洒落。初めはジャガイモスープとご飯を混ぜて食べ、次にカレーのルーをかけていただく。実に美味です☆☆☆

 

そして、忘れてはならないのが、中華街の大きさ。こればかりは神戸の南京街の比ではありません。すべての店を制覇しようと思うと、2年ほどかかりそうです。一口に中華といってもさまざま。台湾、四川、広東、上海、大連、北京…などなど。で、やはり神戸と同じように、実際に多くの中国人が住んでいるのが横浜の特徴です。また、中国に限らず、インド料理、スカンジナビア料理などの店も目立ちました。

 

今回行けなかった所は、次回、横浜にぎわい座に出演する時に立ち寄ろうと思っています(^ー^)

      
元町商店街を歩く私。                 「霧笛楼」のカレー。

 日産の電気自動車。