2010.11.29 「室生龍穴神社」

忙中閑有り。 29日はかねてより、計画していた参拝の日でした。 私が足を怪我した時にお世話になった明神さん親子のお勧めにより、怪我の快癒を祈念するためにも、奈良県宇陀市にある室生龍穴神社(ムロウリュウケツジンジャ)にお参りをすることになったのです。 ここはとても良い氣を発している所だとかで、初めて訪れるこの地をとても楽しみにしていました(でも、このことは鶴瓶兄さんには内緒です。また色々言われそうなのでf(^_^;)。

当日は朝から良い天気で、明神さんたちを私のクルマにお乗せして、私の運転でとても快調に奈良県に向かいました。 大阪に住んでて有難いのは、京都や奈良や神戸へすぐに行けることですね。

まず、桜井市にある大神神社に行き、お詣りしました。 「おおみわじんじゃ」と読みます。 ここへは私、これまでにも何度か訪れておりますが、いつ来てもすがすがしさを感じる所です。 御祭神は、大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)。 正式名称は倭大物主櫛甕魂命(ヤマトノオオモノヌシクシミカタマノミコト)です。 今も本殿は無く、三輪山そのものが御神体なのです。 私の足が元気なら、摂社の狭井神社から三輪山々頂まで登るのですが、まだ本調子ではなく、しかも今日の眼目は龍穴神社へ行くことなので、参拝登山はまた次回ということにしました。 でも、足の快癒に対しての神託を受けようと、御神籤(オミクジ)を引いたところ、「長らくの忍耐の甲斐あって、広々とした明るい将来が開け、幸せが目の先に待っている。 心あせらず、もう一息の辛抱である。 心も言葉もみな朴を守れ」と書かれていました。

さて、お腹がすいたので、大神神社の近く、しかも箸墓古墳の向かいにある「三輪そうめん山本」で昼食を摂りました。 柿の葉寿司付きの温かいそうめんは実に美味しかったです。

腹ごしらえも完了し、再び室生へ向けてのドライブです。 晩秋の大和路はとてものどかでした。 とうに稲刈りを済ませた棚田からは、また稲の芽が吹き出し、田圃が黄緑色に覆われているのが晩秋の特徴ですね。

  
大神神社拝殿前にて                  大神神社境内で明神さんと              
  
                      大神神社参道

天候にも恵まれ、穏やかな気持ちで室生龍穴神社に到着しました。 境内に入るなり、びっくり! すごく強い氣を感じました。 普段、霊感などは殆んど感じないほうですが、ここに立つだけで只ならぬエネルギーを帯びているような気になりました。 由緒書によると、御祭神は、高 神(タカオカミノカミ)となっています。  空白があるのは、オカミにあたる漢字がパソコンに無いからです(漢和辞典にもない!)。 雨がんむりに龍と書いて「おかみ」と読ませています。雨を呼ぶ神様、いわゆる龍神さんだそうです。

で、この奥宮に明神さんお勧めのパワースポット、龍穴がありました。 しばしそこで佇み、エネルギーをいただきました。 そこに居る間、私は欠伸ばかりしていました(^o^ゞ

無事、室生龍穴神社の参拝を終えたところで、「せっかく室生まで来たのだから、室生寺にもお詣りしよう」ということになりました。 女人高野として知られる室生寺に、実は私、一度も訪れたことがありませんでした。 前日に続いての初物尽くしに、好奇心は高まるばかり。 

ほどなく着いた室生寺の境内の、まぁ紅葉の綺麗なこと! 主眼は仏像拝顔であるはずなのに、あまりの景色の美しさに、庭園ばかり見ていました。 帰りがけに近くの茶店で、草餅や粟餅入りのぜんざい、それに葛焼き団子を食べて、味覚も堪能。

非常に濃い、そして癒しの一日となりました(^ー^) 心も身体もリフレッシュ☆

  
  
  
晩秋の大和路、棚田                          奥宮、龍穴
  
                         奥宮、龍穴

  室生寺にて。明神さんとそのお友達