「言いたい放談」<26>(2008年7月18日)

地球温暖化が現実味を帯びてきました。日本各地で猛暑日が増えたり、外国でも万年雪が融けたり・・・。どうやら平均気温の上昇は事実のようです。

が、その原因をどうして二酸化炭素(CO₂)だけに求めるのでしょう。確かにCO₂には温室効果があります。しかし、だからこそCO₂は地球の寒冷化を防いでくれたのです。また、同時に、局地的な高温現象をも防いでくれました。

異常気象の原因は他にもあるはず。思うに、それはフロンガス。クーラーの冷媒として広く使われていたフロンは、地球のオゾン層を破壊することが分かり、1996年以降使用禁止となりました。ところが、大気中に拡散したフロンガスは分解されずに今も上昇を続け、オゾン層を破壊しているのです。それ以前に、発展途上国ではまだ普通に使われていますしね。

最近、テレビで南極や北極の氷が融ける映像をよく見ますが、これぞ、両極の上空を中心に拡大しつつあるオゾンホールから入る紫外線たっぷりの太陽光線による現象だとは言えないでしょうか。

仮に、CO₂が温暖化の主原因ならば、植樹で解決できるはず。先進国が率先して熱帯雨林の回復に努めればよいのです。CO₂を目の敵にする行動は、地球温暖化の真の原因を隠そうとする人たちによるガス抜きとしか思えません。