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2013.10.27 《『夏祭浪花鑑』を観劇──そして、感激!》


26日(日)、大阪松竹座での花形歌舞伎を観に行きました。良かったです!!


この日は自分の部屋の片付けをしようと思っていたのですが、南光兄さんから「『夏祭浪花鑑(ナツマツリナニワカガミ)』が上方の型で演じられていて、とても良かった。絶対に観ておくべきや」との連絡が入ったため、急遽、松竹座へ向かいました。


 


『夏祭…』は昨今、コクーン歌舞伎や平成中村座で観ることが多く、それはそれでとても感動しましたが、久しぶりに松竹座で上方演出の『夏祭…』を観て「やっぱり、ええなぁ」と思いました(^0_0^)


主役の団七九郎兵衛は、愛ちゃんこと、片岡愛之助さん! 今月は、TVドラマ『半沢直樹』で彼のファンになり、初めて歌舞伎を観に来たという人も多かったみたい(^-^ゞ


いやぁ、面白かったです。チームワークの良さを感じました(^0_0^)


中村翫雀、上村吉弥、坂東薪車、中村亀鶴、中村壱太郎…。かつて、舞台をご一緒した人ばかり(^ー^) 脇役の方も含めて、どの役者さんも上方の味をどんどん出して来られるので、「大阪の芝居やなぁ」という気持ちが強まります。また、この芝居に登場するお囃子は上方落語でもよく使われているものが多く、なお一層、愛着が強まりました。


そうそう、市川猿弥さん扮する番頭役もユーモアたっぷりでした。上手から登場する時、いきなり敷居で躓(ツマズ)き、藤山寛美さんのような演技を始めたので、凄いなぁと見とれていたら、どうも本当にハプニングだったようです(^o^ゞ いずれにせよ、あの笑いの取り方は“喜劇王”の血が流れているとしか思えません。是非とも、11月の松竹新喜劇にも出演していただきたいですね(^-^ゞ


一ヶ所、もったいないなと思ったのは、「長町裏の場」での立ち回りの時に井戸の跳ね釣瓶が台ごと倒れたのですが、それを黒子や浴衣姿の役者が元へ戻しに出てきたこと。そのままでも芝居は普通に続けられるし、釣瓶が時々不気味な動きをして、そのほうが臨場感があったのに…。


でも、それを跳ねのけて余りある興奮を得ることができました(^0_0^)


 


さて、今日は千龝楽ということもあってか、大詰めの幕が閉じた後も、お客は帰らず、拍手鳴りやまず。歌舞伎としては珍しいカーテンコールとなりました!


大詰に出ていた愛之助・亀鶴の二人による舞台挨拶では、客席からの拍手と歓声で大盛り上がり↑↑↑


今、歌舞伎界は片岡仁左衛門さんや坂東三津五郎さんといった大御所がご病気でいらっしゃり、若手の責務はますます大きくなりそうですが、今日の“花形”の活躍を目の当たりにし、大きな感動を抱きました。大きな力すら頂いた気がします(^人^)


「大当り!」 客席からそう叫んだ私──。家に帰ると、部屋が散らかしっぱなしだったことに気づきました( ゜─゜ )


これから片付けます。「大掃除!」。