2013.10.25 《鮮魚の定義》

今、巷では、レストランのメニュー表示と実際の食品内容に違いがあったということが、かなりの問題として騒がれています。

 

最も件数の多いのは「鮮魚と表示されていながら、冷凍ものを使っていた」というもの。

 

もちろん、その後に判明した「キャビアでなくて、トビウオの魚卵」だとか、「牛肉ではなくて、牛脂を注入した加工肉」なんてのはかなりの問題ですが、鮮魚に関して言及すると、ここまで大騒ぎすることなのかなぁと、ふと疑問に思いました。

 

例えば、「当店は冷凍ものを使っておりません」と謳っておきながら冷凍ものを使っていたら問題でしょうが、今回はそうではありません。

 

冷凍ものであっても新鮮な魚はいくらもあると思います。

 

第一、鰹(カツオ)や鮪(マグロ)は大抵の場合、船上で瞬間冷凍して水揚げするのですから、もし冷凍したものを鮮魚と認めないなら、殆んどの鰹や鮪は鮮魚でなくなってしまいます。

 

昨今は、冷凍・解凍の技術が飛躍的に向上しました。

 

私は、冷凍したり、冷蔵したりすることが鮮度を保たせる手段だと思っていたのですが…。

 

肩書きばかりにとらわれて、本物の味を見失ってしまう風潮のほうが問題だと思うけどなぁf(^^;

 

鮮魚の定義って、難しいですね。

 

芸人も鮮度が大事! 私も鮮度が落ちないよう、しばらく冷凍保存してもらおうかなぁ(^o^ゞ

 

 

これからもなお一層、鮮度の高いネタを提供する所存でございます。どうか、新鮮なうちにご賞味下さい(^人^)