トップへ

2013.01.22 《桂文枝襲名披露公演 in 春江》


20日(日)、福井県坂井市春江町のハートピア春江での「三枝改め、六代 桂文枝襲名披露公演」に出番をいただき、落語と口上挨拶を勤めてまいりました(^0_0^)

 

坂井市は福井市の北に隣接している──ということを、この日まで知りませんでした。というのも、ここはかつて坂井郡だった所。ところが、平成の大合併とやらで、坂井町、春江町、お城のある丸岡町、そして東尋坊で有名な三国町が一つの市に合わさったんだそうです。ちなみに、すぐ北には芦原温泉でお馴染みのあわら市があります。この歳になって、ようやく福井の地形が頭に入ってきましたf(^_^)

 

JR北陸本線の特急サンダーバードで福井駅まで行き、そこからタクシーで会場へ。タクシーの中で、マネージャーの吉川が「僕は金沢出身ですから、北陸のことは詳しいっスよ。ほら、いくつも『8番ラーメン』というのがあるでしょ。あれは、国道8号線沿いに店舗を増やして行ったから、『8番ラーメン』って言うんです」「へぇ~、知らんかった」「福井名物のソースかつ丼は、やっぱり『ヨーロッパ軒』がお薦めかなぁ。美味しいっスよ。どちらも、金沢が発祥ですわ」と滔々と私に話していると、運転手さんが「いや、どちらも福井が発祥ですよ」と、切り返されました。運転手さんが正解(^0_0^)

 

何でも石川県金沢市の手柄にしたがる加賀の国の住人…富樫左衛門ならぬ、吉川晃央は知る人ぞ知る金沢の味処「まるよし寿司」の伜(セガレ)です。最近、彼は密かに実家の看板の中へ吉本興業のロゴマーク(丸に笑顔の吉の字)を書き足したとの噂が広まっています(^0_0^)  ご両親は立派なのに、彼はええ加減…あっ、この文言はどこかで聞いたような…。俺と一緒か(^o^ゞ

 

でも、この日、私が高座で「8番ラーメン」と「ソースかつ丼」の話をしたところ、大いに受け、爆笑を取りました。彼のお蔭です(^人^) 吉川、ありがとう! 世の中、無駄なものは一つもありません。

 

さて、ハートピア春江の楽屋では、文枝お兄さまが丁重に私を出迎えて下さいました。上方落語協会々長としての激務もこなしながら、パリ公演も果たされ、また全国行脚の日々を送っておられる文枝会長──。この日もとてもお元気で、逆に私の身体をいろいろと気遣って下さいました(^人^)

 

さて、いよいよ開演です。暦の上では「大寒」なれど、会場は大入満員。客席は熱気に溢れていました(^ー^)

 

『時うどん』かい枝

『蒟蒻問答』枝三郎

『掛け取り』米團治

   〈中入〉

「口上」文枝、米團治、大助&花子、司会…きん枝

「漫才」大助&花子

『芸者ちどり24才』文枝


 
「口上」の幕が上がる直前のシーン。宮川花子さんの緊張感の無さが素晴らしい!

 

2013年を寿ぎ、文枝会長が新たに作られた手拭い。日本画の大家、竹久夢二の「宝船」という作品を使っておられます。竹久夢二は「宝船」という作品を二つ描いていたとか。その内の一つがこれ。長い航海を終え、今まさに日本に帰港しようとする船。船乗りたちの達成感、安堵感が表現されているそうです。舳先に小さな字で「OSAKA」と書かれています。

 

(ちなみに、彼のもう一つの作品は、男女が二人だけで出帆するところを描いた作品。帆には鎌とお椀が描かれています。愛し合っているので、どうなっても構わんという洒落f(^ー^;  詩人でもあった竹久夢二のウィットが垣間見られますね)

 

そうそう、文枝会長自身も絵筆を持たれるんですよ。


 
その会長から、お年玉をいただきました(^o^ゞ 「Qi-Boon」という三重県の伊勢茶と一緒に(^q^)


ますますお元気で、全国巡業を乗り切って下さい(^o^)v