2012.11.10 「東海道松竹落語会 in 横浜」

林家正蔵・柳家花緑・桂米團治による「東海道松竹落語会」──、9日(金)は横浜の関内ホールで開催されました。


今回も大いに盛り上がりました(^ー^) 何しろ、正蔵さんが冒頭の“ご挨拶”で「横浜は大好き。最高! 今日のお客さんも素晴らしい!」と、歯の浮くようなベンチャラを言うものだから、私と花緑ちゃんが「三越劇場では、三越のお客さんが最高って言ってたくせに…、この偽善者!」と彼をからかい、すっかりお客さんと打ち解けてから、落語会がスタート!


でも、実際、今回はとても陽気なお客様だったので、非常に助かりました(^ー^)


「ご挨拶と順番決め」米團治・正蔵・花緑

『たらちね』緑太

『七段目』正蔵

『稽古屋』米團治

   〈中入〉

「楽屋風景」米團治・正蔵・花緑&それぞれの弟子

『竹の水仙』花緑


今回は正蔵さんが『七段目』を演じたことから、「楽屋の場」のトークでは、芝居の話や映画の話が展開。芝居に関しては花緑ちゃんが現在舞台稽古真っ最中の『越路吹雪物語』の話や、昨年私が横浜で演じた『太平洋序曲』での失敗談で──、映画に関しては正蔵さんが出演するお正月映画『東京家族』の裏話や、かつて私が出演した『細雪』の失敗談で──、大いに盛り上がりました(^ー^)


特に、正蔵さんの“らっきょ話”は、『東京家族』を観る上で、欠かせない裏話となりましたf(^_^)


その後、花緑ちゃんが勤めるトリの一席、『竹の水仙』が、これまた良かった☆☆☆


演者として参加しているのに、お客さんのような感覚で楽しめるのが、この会の魅力です(^0_0^)

 

終演直後にスリーショットを撮った三人組(^ー^)


順番もネタもその場で決まる落語会というものは、毎回が緊張の連続です。が、その緊張を楽しめる余裕も出てきました。


全く新しいスタイルの落語会! こればかりは観て頂かないことには分かりません。どこかで遭遇して下さいね☆☆☆