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2012.09.08 「前進座劇場での最後の米朝一門会」


8日(土)、TBSラジオ「永六輔の土曜ワイド」に出演。ちょうどスタジオに昼からの(久米宏さんの)番組にレギュラー出演の林家彦いち君がいたので、「久しぶり! また大阪の落語会に出てね」と固い?約束を交わした後、私の本番がスタート。永六輔さんと楽しくお喋りさせていただいた後、吉祥寺の前進座劇場へと向かいました。

 

創立80年以上の歴史を誇る劇団「前進座」ですが、不況という時代の波に呑み込まれ、今年限りで劇場を手放すことになってしまいました。今日が前進座劇場での最後の米朝一門会というわけです。

 

われわれ米朝一門は、米朝が往年の前進座の役者さん(中村翫右衛門さん、河原崎國太郎さん、嵐芳三郎さん等々)との親交が深かったこともあり、以前から定期的に前進座劇場で落語会を開かせていただいておりました。芝居小屋ゆえ、回り舞台や奈落、花道もあり、実に雰囲気の良い劇場でした。それが、来年の正月公演をもって閉館するとは…まことに惜しい限りですが、これも時代の流れなのでしょう。

 

この日は出演者一同、感慨を胸に、精一杯舞台を勤めました。

 

『時うどん』しん吉

『質屋芝居』米團治

『素人浄瑠璃』南光

   〈中入〉

『つぼ算』南天

座談「前進座劇場の思い出」南光&米團治

 

座談の時、私は南光さんに「今日の『小言幸兵衛』、とても良かったですね!」と言ったら、「え? 今日、『小言幸兵衛』なんか演(ヤ)ってないけど…」と返され、愕然。「素人浄瑠璃」と言うつもりが、なぜか「小言幸兵衛」と言ってたんです。場内の失笑を買いましたf(^_^; 「君、なんでそんな間違いかたをするねん。『素人浄瑠璃』と『小言幸兵衛』て、似ても似つかへんやろ?」「いや、どっちも漢字で5文字です…」。またしても、天然ボケをかましてしまいました(^o^ゞ

 

でも、今日も陽気なお客さんに支えられ、盛況のうちに幕を降ろすことができました。感謝(^人^)


 
楽屋にて。南光さんと私。そこに旧知の仲である放送作家のがっしゃんこと、東野博昭さんも加わり、スリーショット(^0_0^)

 

前進座劇場は来年の正月公演で無くなりますが、劇団「前進座」はこれからも続きます(^0_0^)  東京公演は国立小劇場を中心に展開される予定だそうです。90周年、そして100周年に向けて、さらなる飛躍を遂げられるようお祈りしています☆☆☆


  
武蔵野市吉祥寺南町の顔となってきた前進座劇場。