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2012.08.23 「新しい分野を開拓──、その名は『弁士の物語』」


22日付の新聞(夕刊)によると、政府が初めて実施した「討論型世論調査」で、2030年度までに原子力発電を無くすべきだと答えた人の割合が、討論前には32.6%だったものが、討論後は46.7%まで上がったそうですね。それに対して、原発の現状維持を主張する人の割合は、討論の前と後とで変わることなく、13%。

 

難しい問題ですが、何より民意を正直に公開するのは良いことだと思います。

 

ついでに、芸能・芸術全体に占める“落語”の必要性についての「世論調査」もしてもらいたいなぁ。現実を見据えるいい機会になるはず。当然“ポップス”や“演歌”や“クラシック音楽”には負けるやろな。“文楽”とはええ勝負をするかも…f(^_^; 「討論型」やったら、どこにも負けへん自信はあるんやけどなぁ。

 

それはさておき、同日の紙面には原発の問題に関係した記事が載っていました。「岡山県津山市の津山工業高専が放射性セシウムの新しい吸着剤を開発した」ことが載っていました。これは木や草に含まれるセルロースを炭化した粉状のもので、中に磁石にくっつく物質も入れてあるため、放射性セシウムを吸い取った後に磁石を近づけたらスッと回収できるというすぐれもの。福島第1原発周辺の除染に役立つことになればと、津山市の本山合金製作所と学校が共同で開発したんだとか。只今、特許出願中だそうです。がんばって下さいね、津山工業高専の皆さん!

 

思わぬ閃きで、新しい分野を開拓することってありますよね。

 

実は私、現在、新しい開拓に取り組んでいるのです。関西二期会の声楽家の方々と演じるミュージカル、その名も『弁士の物語』! 大正から昭和初期にかけて一世を風靡した活動弁士達。活動写真、すなわち無声映画が出現し、それがトーキーに取って変わるまでの僅かな期間ではありましたが、サイレント映画に説明を加え、臨場感たっぷりに演技をする活動弁士の気概は、日本の映画史上に大きな足跡を残しました。その一人に私が扮し、さまざまな述懐とともに歌手の皆さんによる数々のミュージカルナンバーが歌い継がれて行くのです。オーケストラは大阪交響楽団。まさに大阪発の共同開発事業♪

 

9月に関西を4ヶ所廻ります。2日は田辺市の紀南文化会館、3日は橋本市の産業文化会館、16日は和泉市のシティプラザ、17日は池田市のアゼリアホールです。詳しくは[出演情報]をご覧あれ(^0_0^) 乞う、ご期待☆ 

 
   
古きを温めた新しき人々の手によって再建された薬師寺の西塔。ツーポーズ。