2012.07.16 「海の日に『小倉船』を口演」

今日は「海の日」。大阪は暑かったけど、晴天に恵まれました(^0_0^)

 

NGK(なんばグランド花月)では「三枝改め、桂文枝襲名披露公演」の初日の幕がめでたく切って落とされました。

 

 

また、サンケイホールブリーゼでは、まもなく没後一年を迎える小松左京さんの人となりを語り合う会があり、そこに父(米朝)も出るというので、私も補佐役で出演。「米朝師匠、小松左京さんに今、何か言いたいことありますか」という司会者の質問に、「いや…私、このあと彼に逢おぅと思てますねん」と答えたものだから、場内大爆笑。思わず、私は「えっ、ほな、今から葬式の段取りをせなアカンのかいな…!?」。

 

私は、サンケイホールのステージの後、小松左京さんには逢わずに、天満天神繁昌亭へと向かいました。今日から繁昌亭昼席のトリを取るために(^0_0^)

 

 

お蔭さまで、今日は立ち見まで出る“大入”の盛況となりました。私は、今日は海の日であり、小松左京さんの記念の会の日でもあったので、SFがかった海のネタと言えるであろう『小倉船』を演じました。これはまたの名を『竜宮界龍の都』とも言い、はめもの(お囃子)がふんだんに入った上方落語です。今日のお囃子は、花登益子・はやしや薫子・桂九雀・桂む雀の皆さん。突然の『小倉船』にも拘わらず、上手く合わせてくれて、どうもありがとう(^人^)

 

明日からも繁昌亭でトリを勤めますので、皆さんよろしくお願いします(^ー^)