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2012.03.29 「三輪そうめんは、喉ごし爽やか」


29日(木)発売の『週刊新潮』「私のお気に入り・奈良編」では、三輪そうめんを取材した時の模様が載っています。

 

三輪そうめんは、“揖保の糸”に代表される播州の素麺と並んで、有名ブランドの一つです。したがって、奈良県桜井市三輪を歩くと数々のそうめん処に出くわします。中でも、今回おじゃました「三輪そうめん山本」は、創業1717(享保2)の老舗。八代目となる現在のご主人、山本太治(タハル)さんは落語会にも足繁く通って下さるなど、旧知の仲であることも幸いして、突然の訪問にも拘わらず、快く応じて下さいました(^人^)

 

まずは、工場見学──。杉原課長から丁寧な説明を受けます。原料は小麦粉と塩だけ。それを水で練って、少しずつ油を入れて馴染ませながら作って行くのです。シンプル・イズ・ベスト! 昔は捏ねる所から延ばす所まですべて手作業でしたが、今は機械がムラなく手際よく行います(機械均等!)。でも、麺を細く長く延ばして行くところは、やはり手作業がモノを言うんだそうです。

 

今回、手延べに挑戦させていただきました。

 
わぁ、ややこしそうやなぁ…                                              初めはこわごわでしたが、



慣れたら結構楽しいです。

 

すっかり素麺に愛着が湧いたところで、三輪そうめんをいただきま~す! 冷やして食べるのが一般的ですが、今回は「にゅうめん」を用意して下さいました。


 
あ~美味し(^q^) 出汁の具合も実に上品。思わず、二人前いただきました(^o^ゞ

 

ちなみに、にゅうめんの語源は「煮る麺」が訛った形だそうです。

 

素麺の起源は、奈良時代に「索餅」というのが大陸から朝鮮半島を経由して、ここ桜井に伝わったことによるものとされています。それが「索麺」になり、「素麺」として定着したのだとか。

 

また、お店の東側には、大神(オオミワ)神社のご神体である三輪山が聳えています。麓には「ひょっとしたらヒミコの墓ではないのか」と噂されている箸墓古墳もあり、ここで素麺をいただいていると、歴史のロマンを感じずにはいられません。お店には数々の出土品が展示されており、麺類の歴史が一目で分かる資料室もあります。予約をすれば手延べ体験もできるとか。皆さんも古代史探訪の折には是非お立ち寄りを!

 

(詳しくは『週刊新潮』4/5号をご覧あれ)