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2011.12.27 「揺れた一年」


今年も残すところ、あと僅か。一年を振り返ってみると、やはり今年は地震に振り回された年でしたね。未曾有の大災害──。1万5千人以上の犠牲者を出し、今なお3千人以上の方が行方不明となっている東日本大震災──。

 

地震学者たちは口を揃えて「これまでの常識では考えられない地震」と言及しています。この大惨事を風化させぬため、年を越す前にもう一度、この地震のバカでかさを検証してみましょう。

 

気象庁の発表では「3月11日午後2時46分の巨大地震の後、同じ場所で第2第3の巨大地震が起こり、特殊な波形になった」とありました。マグニチュードは9.0。震源の深さは10Km(なぜか、のちに暫定値として24Kmに修正)。そして、専門家は「今回のように連続して起こる地震は、従来のプレート・テクニクス説(プレートの歪みやズレで起きる理論)では説明がつかない」と言います。ほかに考えられる原因としては「海底に穴が掘られて海水がしみ込んで、深い所で核融合爆発が起きて断層が動き地震になる」というもの。そして、今回の地震はこの手順しか理屈に合わないんだそうです。

 

したがって、10/9付のブログで述べたような「海底掘削により地震を誘発したのではないか」という憶測があちこちで出ているのです。そう言えば、今回の津波の色は真っ黒でした。海底から抉(エグ)られた泥と一緒にやってきたって感じ…。

 

また、福島原発の爆発事故のプロセスは、地震時に何らかの原因で起きた「電源喪失」がもとで、原子炉の冷却機能の停止をもたらしたことによるものだそうですが、それならば、保安システムを管理している会社にも原因究明を徹底させたらよいのに…。もちろん、政府や東電の責任は言うまでもなく非常に重大ですが。

 

ちなみに、ジャーナリストの輿水正(コシミズ・タダシ)氏は「東日本大震災が起きる約1年前に、イスラエルのマグナ社が日本のすべての原発の保安システム設置に携わることになった」と指摘しています。それならマグナ社に原因究明をさせて、場合によっては責任追及をすればよいのに、菅さんはただただ沈黙を貫き通しました。GE社に対しても同様。それどころか、復興事業に際しては原発を管理する国際財閥に再びカネを積むような雲行きです。野田さんには期待してたのになぁ…。やはり、舎弟には舎弟の作法があるんでしょうカネ。

 

阪神大震災と言い、東日本大震災と言い、自民党が野党に回った時に限って起きるというのは、単なる偶然かなぁ。

 

揺れた一年か、揺らされた一年なのか…よく分かりませんが、日本人は美しい心を持っています。こんなことではへこたれませんよね! 今年逝去された小松左京氏が小説『日本沈没』の中で、沈みゆく日本列島の様子を、もがき苦しむ竜に形容する件りがありましたが、最後に左京氏は「竜の再生」というページを設けられました。竜は再生するのです。奇しくも来年の干支は辰。龍神さまの出番です。清き心と感謝の念で、ようやく日本は昇り竜! 私もそれにあやかって、昇り調子の高座を勤めます! どうか皆様、変革の年にも変わらぬご愛顧いただきますよう、ひとえにお願い申します☆☆☆

 
びわ湖ホールでのジルベスタコンサートで指揮する『メリー・ウィドー』の楽譜を
食い入るように読むふりをしている私(^o^ゞ