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2011.12.09 「宮古島紀行 三日目」


8日、朝起きると、宮古島対岸、すなわち伊良部島の大龍門のあたりから、また虹が立っているではありませんか! 昨日に続けて、今日もまた。しかも今日は二本立ち出した!

  朝から虹が(^ー^)


また朝からテンションの上がった我々。宮古島滞在の最終日は、まず宮古島の北北東沖約4kmの所にある大神島に渡りました。ここは人口50人に満たない小さな島。しかし、文字を見ると、まさに大きな神様の宿る島なのです。


標高75mが最高峰。そこには磐座(イワクラ)があり、島の神様が宿っていると伝えられています。今では階段も綺麗に整備され、遠見台という名前の展望台が港に降り立った我々を「おいでおいで」と見つめていました。


山の中腹から、とても清々しい空気に変わり、しかも何故か急に身体中が温まり出しました。野には様々な種類の蝶々が飛び交い、異次元に入ったような感覚。祠(ホコラ)に手を合わせ、遠見台へと上がります。


そこはまさに絶景。360度、エメラルドグリーン色のパノラマ・ビューです。心地良い風を感じながら、しばしそこでゴロンと横になりました。大きな神さま、ありがとう(^0_0^)

 
大神島の海岸には環状列石があり、今なお祭事の場所でもあります。


大神島の遠見台にて。風が気持ちいい~。


続いて、宮古島の真北にある池間島をクルマで周遊。ここは橋で結ばれているので、とても便利です。そうそう、昨日行った伊良部島も来年の夏には長い橋で結ばれるんですよ。考えたら、宮古島に滞在しているのに、ほかの島にばかり行ってますね…f(^_^;


しかし、ただただ周遊していたのではありません。行く先々の御嶽(ウタキ)を見つけては、お参りをしていました。おんたけと書いて「うたき」と読みます。御嶽とは、沖縄独特の祠(ホコラ)のことで、老女(ノロ)が神に祈りを捧げて来た場所なんだそうです。大きな樹木、或いは老木の生い茂った森に自然石などが置かれてあり、村の聖地として今も崇められているんだとか。お墓とも神社とも少し違うこの御嶽のことを、実は私、全く知りませんでした。西南諸島の風習を明神さんに教えてもらい、また少し龍神さまの心に近づけたかなと思った次第f(^_^;


さて、帰りの飛行機の時間まで、残り約3時間半。「よし、あと2ヶ所回れるぞ」と、ようやく宮古島の名所を訪れました。まずは国の天然記念物に指定されている島尻マングローブ林。なんと、宮古島に熱帯植物マングローブの原生林があるのです。温暖な気温と、海水と淡水が混じる川でないと生育しないマングローブが宮古島にあるんです。そこの干潟には面白い形の蟹やムツゴロウや、またそれを食べる様々な種類の野鳥が飛び交い、小さな亜熱帯ジャングルが形成されていました。

  
マングローブ林。マレーシアに行かなくても、楽しめます。


もう一つは、上野ドイツ文化村。どうして宮古島にドイツ文化村があるのか、不思議に思っていましたが、訪ねてみて分かりました。1873(明治6)年、台風のため座礁したドイツ商船を上野村の漁師が協力して自分たちの船を沖へ出し、全員を救出したんだそうです。それに感動した当時の皇帝ヴィルヘルム1世が、国を挙げて宮古島へ軍艦を遣わし、博愛記念碑を建てさせたというのです。へぇ、これまた少しも知らなかった。もっと大きくこの美談を宣伝したらええのになぁ。それがきっかけとなって、今ではこの文化村に、ライン川沿いにあるマルクスブルク城とそっくりなお城が建てられたとのこと。材質は本物とは比べ物にはなりませんが、調度品は中世のものがそのまま飾られてあり、風情はありましたよ。「なりきり写真館」まであったので、思わずドイツ貴族に変身してしまいましたf(^_^;

  マルクスブルクにそっくりな?お城の前で。

 
趣きのあるドイツの調度品。

 
ドイツ貴族になりきってf(^_^;


2泊3日の短い旅でしたが、実り多きものとなり、Very Happy(^ー^) でも、一番の収穫は、龍神さまに出逢えたことです\(^o^)/


愛ちゃんがこの3日間を端的な言葉で表しました。それによると──、

一日目…歓迎の雨

二日目…導きの太陽

三日目…さよならの虹


龍神さん、ありがとう! また、来ますね(^ー^)