2011.07.17 「新弟子採用の報告」

暑中お見舞い申し上げます。

 

先般申し上げましたように、今年の春に私の一番弟子でありました米市が一身上の都合で噺家を辞めましたが、その後、程なく新しい弟子入り志願者が来ておりました。しばらく見習いとして修行させてまいりましたが、このほど(7月7日付で)弟子として採用する事と致しました。桂米輝(ヨネキ)と命名。彼の本名の輝弥(テルヤ)の一字を取って付けました。実は三枝ご一門に桂三輝(サンシャイン)君がおられるので、事前に三枝会長に「輝という字を使わせて頂いてもよろしいでしょうか」と伺ったところ、「ウチとは読み方が違うから、どうぞどうぞ」と仰って下さいました。

 

そうそう、三枝会長こそ、来年夏の文枝襲名、誠におめでとうございます! これについては会長から私に電話があり、「襲名に関しては君のほうが先輩やさかいに訊かしてもらいたいねんけど、何か注意せなアカンことあるかな」と尋ねられたので、「そうですね、祝儀袋だけは地下室に溜めないようにして下さい」と申しておきましたf(^_^;

 

閑話休題──、新弟子の米輝を、兄弟子の團治郎同様、よろしくお願い申し上げます。ところで、米輝の誕生日は12月25日。イエスの申し子かどうかは…お客様の判断に委ねます。

 

東京へ向かう朝、「天気もええし、写真撮ろ!」と言って、初めてスリーショットを撮りました。決して、安田大サーカスではないので、お間違えなきようにf(^^;

 
左から、團治郎・米團治・米輝