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2017.02.01 《京都・吉田山の奥深さを実感!》


KBS京都ラジオの対談番組『本日、米團治日和。』では、毎回、京都に関わりの深いさまざまなゲストをお迎えし、楽しく収録を進めています(^^)/

今回は吉田山の山麓にある吉田神社の禰宜さんにお越しいただきました。

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埼玉県深谷市(旧・大里郡花園町)出身の高野朝美(タカノ・アサミ)さん。國學院大学を卒業し、京都の吉田神社に赴任して以来、40年間ずっとここで勤めておられるのだとか。

「信者さんの純真な心を裏切らないようにすることだけを考えて勤めてきました」と仰る高野さんの心に純真さを感じた次第☆

この日、私はスタジオ入りする前に吉田神社へお参りしてきました。

実は、吉田神社へは一度しか行っておりませんでした。それも三年前に東隣の真如堂(真正極楽寺)への紅葉狩のついでに吉田山を散策し、偶然見つけた神社だったのです。

その時は東側から吉田山に入りましたが、今回は西側から──。

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まず本殿を参拝。

藤原氏により崇敬されてきた吉田神社は、奈良の春日大社や洛西の大原野神社と同じご祭神、すなわち健御賀豆知命・伊波比主命(=経津主命)・天之子八根命・比売神の四柱。

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そして、斎場所大元宮(サイジョウショ・ダイゲングウ) にも参拝。

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ご祭神は宇宙創世の原初に現れた神様とされる天御中主命をはじめとする天祗地祗八百萬神☆

ここは山全体が神域で、古くは神楽ヶ岡と呼ばれていたそうです。

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その文字通りの神楽岡神社や──、

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四条流庖丁式の始祖である藤原山蔭卿を祭る山蔭神社──。

そのほか、吉田神道を確立した卜部兼倶卿を祭る神龍社など、吉田神社にはさまざまな摂社末社があります。

地道の坂を登って行くと、「紅もゆる丘の花」と刻まれた歌碑に出くわしました。

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三高(旧制 第三高校=現 京都大学)の寮歌『逍遙の歌』なのだとか。ここで湯川秀樹博士や朝永振一郎博士も青春を謳歌していたそうです。

さらに坂を昇って行くと、洒落た山小屋に出くわしました。

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喫茶「茂庵」──。

「あ、ここにあったのか!」。実は、ここでは桂米紫くんが定期的に落語会を開いており、私も十年ほど前に出演したことがあったのです。でも、その時は夜だったし、北側の道から案内されたので、場所がよく分からずじまいでした。

吉田山の山頂にひっそりと佇むお洒落なカフェ!

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美味しいランチをいただき、出発。

下山しようかと、ふと東側に目をやると、いくつか鳥居が見えました。

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そこは、お稲荷さんだったのです。

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今では吉田神社の摂社に属しているそうですが、神楽ヶ岡で一番古い歴史を有する神域です。

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竹中稲荷神社。

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“奥之院”、竹劔稲荷神社。

言わば市街地に、こんなにも多くの神が宿る山があるなんて…やはり京都は奥深い!

吉田神社の節分祭についての話は、どうぞKBS京都ラジオでお聴きあれ☆

1日(水)と8日(水)、二回に分けて放送します。