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2016.09.14 《郡上八幡──翌日も濃密!》


翌11日(日)、神社参拝が私の趣味であることを察知した近藤正臣さんが、「人の来ない神社にお連れしましょうか」と言って、ご自身の運転で私を新宮神社へ案内して下さったのです(^人^)

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この地域は“平成の大合併”で、郡上郡の3町4村(八幡町・大和町・白鳥町・高鷲村・美並村・明宝村・和良村)が統合され、郡上市となりました。

しかし、やはり「郡上八幡(グジョウハチマン)」という呼称は全国に知られており、八幡町は郡上市の代表的存在。

ところが、これまで私は八幡町の観光地しか知りませんでした。

少し西へクルマで走ると、いきなり山また山の世界に突入──。

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山高ければ、谷深し! 岐阜県の奥深さを肌で感じました。

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何より、水が美味しいのが有難い!

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自然の恵みに感謝☆

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山あいで、結構、牛の飼育小屋に遭遇。ここは飛騨国ではなく美濃国なのに、岐阜県全域(美濃&飛騨)の指定生産者で14ヵ月以上飼育された3等級以上のものを「飛騨牛」と呼ぶのだそうです。さすが、ブランド力!

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岐阜県郡上市八幡町那比(ナビ)という地区に新宮神社がありました。

高賀山の峰々に伝わる山岳信仰で生まれた六社の中の一つなのだそうですが、なぜ「新宮」と呼ばれているのか、よく分からないとのこと。熊野の山岳信仰との関連もあるようなのですが…。

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確かに誰にも出合いません。

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ただただ、山を敬うために作られた社殿であるようです。

はて…ご祭神は誰であろうかと考えていると、背後から「こんにちは」と、男性の声。

振り返ると、一人のおじさんが小さな女の子を連れてやってきて、「小板さんから電話がかかってきて、宝物殿の鍵を開けてやってくれと言われたもんで…あ、私、小林と申します」とのこと。

なんと、「郡上八幡 上方落語の会」の会長が、新宮神社の宝物殿を管理しておられる小林さんにそっと連絡を入れて下さっていたのです。感謝感激!

そして、傍らの(外観は倉庫と言ったほうが似つかわしい)宝物殿の扉が開くと、そこには丸い銅板に(光背のごとく)裏打ちされた懸仏(カケボトケ)が200体以上も保存されてありました。いずれも鎌倉から南北朝時代にかけての作品。それらが神社の本殿にぎっしり納められていたのだとか。今は国の重要文化財に指定されているそうです。

そして、資料によると「那比新宮神社のご祭神は那比大神という名前であるが、実際のご神体は金銅宝冠の虚空蔵菩薩坐像である」とのこと。

昨日に続いて、ここも神仏習合で祀られてきたお社(お堂)だったのか! 白山信仰と言い、高賀山信仰と言い、日本の原風景はええなぁ☆

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小林さんが帰られた後も、私はついつい境内の撮影に没頭──。

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それを見かねた正臣さんが「そんなガラケーでよう撮るなぁ。一遍、君を撮ったげよ。その木にもたれてみよし」と、私のケータイで私を写して下さいました。

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なかなか自然なポーズが取れず、失礼(^^;) 次回は先輩を撮らせて下さいね(^^)/

その後、正臣さんは「瓢ヶ岳を越えて帰ろう」と、再びハンドルを握り、細く狭い林道をどんどん駆け上がって行かれます。

なんと、カーナビから道が消滅…! 「那比なのにナビに出ないの !?」と下手な洒落を言いながら、内心ちょっとドキドキしている私。

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峠の八王子神社で一服していると、大きな蜂のつがいが飛んできたので、正臣さんが「この時期の蜂は危ないぞ」「なるほど、蜂多し神社ですね」「何をしょうもないこと言うてんねん」と、急いでクルマに乗り、粥川(カユカワ)に沿って下山。

郡上市美並町を流れる粥川沿いに住む人は、鰻を食べないという言い伝えがあるとのこと。なんでも、かつて藤原高光公が鬼を退治する時に、鰻が道案内をしてくれたからなのだとか。

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本当に鰻を食べる人が居ないかどうかは知りませんが、高光公が鬼を退治した矢を納めたとされる矢納の淵には、神明神社の祠が建ててありました。

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今回は郡上の穴場を満喫☆☆ 近藤さん、お心の籠もったおもてなしを有難うございました(^人^)

正臣さんに別れを告げ、大阪に向けて帰る道すがら──。

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急遽、前日の落語会でも色々とご協力下さった岐阜県関市の蕎麦処「助六」に立ち寄り、打ちたてのざるそばに舌鼓☆☆☆

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ご主人のお名前は小林明さん。「今日は小林づいた日になりましたね」と言いながら、小林ならぬ…お囃子さん二人をお乗せして帰途に就いた次第。

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二日にわたって美濃国を堪能しました。また伺いますね(^^)/