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2015.05.25 《第487回 夢浪漫亭「おたび寄席」に出演》


大阪府堺市には、「おたび寄席」「利久寄席」「曽呂利寄席」…などなど、沢山の“地域寄席”がございます。

鉄砲伝来、千利休、刀鍛冶、古代大王の古墳など、文化財に事欠かない歴史の街、堺──。

「おたび寄席」の歴史も古く、40年以上続く老舗の地域寄席です。以前は文字通り、住吉大社や大鳥大社の御輿のお旅所となっている宿院頓宮(シュクイントングウ)で開催されていましたが、建物の耐震設計の問題などがあり、10年ほど前からは山之口(ヤマノクチ)商店街の中にある奥野晴明堂ホールで、旭堂南陵さんが“講談と落語の会”として続けておられます。

堺市内に少し早く到着した私は、久しぶりに宿院頓宮をお参りしました。

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祭神は、住吉大神(底筒男命、中筒男命、表筒男命、息長足媛命)と、大鳥井瀬大神(弟橘媛命)。

今でも毎年7月31日には大鳥大社から、8月1日には住吉大社から、それぞれ神輿のお渡りがあるのです。

0525②

本殿の参拝を済ませ、「海幸彦・山幸彦」の神話に出てくる潮干珠(シオヒルタマ)が沈められてると言われている飯匙堀(イイガイボリ)をお参りしている時、権禰宜の古布智寛さんが声を掛けて来られ、神社の起源のことや、住吉大社境内にある大海神社前の井戸に潮満珠(シオミツタマ)が沈められている伝承などをお話し下さいました。

今年6月からは玉垣の改修事業を始められるとのこと。

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無事に竣工されますよう、お祈りしております☆

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次に、山之口商店街にある開口神社(アグチジンジャ)に参拝。

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ここには塩土老翁神(シオツチノオジノカミ)、素盞鳴神(スサノオノカミ)、生国魂神(イクタマノカミ)が祭られているのですが、ここは同時に行基上人により建てられた念仏寺の霊地でもあるため、地元の人は今なお「大寺さん」と呼んでいるのだそうです。

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神仏習合の伝統が守られているんですね☆☆

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ちなみに、開口神社の名前の由来は、この辺りの旧い村名「開口村」から取ったとのこと。

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神氣をいただき、会場入りすると、旭堂南陵さんから「ここが堺のまちの根本の場所や。そこの東西に延びた大小路より北側が摂津の国、南側が和泉の国、その境目やさかい、堺やねん」と、堺の名前の由来を教えていただきました。

0525⑨

さて、「おたび寄席」は大入りのお客様のもと、前座からよく受けました(^o^)/

『動物園』 慶治朗
『霧隠才蔵の誕生』 南春
『子は鎹』 米團治
   〈中入〉
『米揚げ笊』 わかば
『鬼あざみ清吉』の内、「桑名屋の巻」 南陵

ご来場ありがとうございました(^人^)

堺の旧市街地を楽しめた一日となった次第☆☆☆