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2015.03.03 《繁昌亭の番組づくり》


0303①

3日(火)、天満天神繁昌亭には多くの噺家が集まっておりました。

いや、もちろん繁昌亭の舞台では今週のメンバーがお客様のご機嫌を伺い、楽屋もいつも通りの賑わいを呈していたのですが、3階の談話室には侃々諤々の議論をしている噺家の姿がありました。

この日は上方落語協会の月に一度の番組編成委員会。午前中は繁昌亭の出番を決める繁昌亭運営委員会があり、午後には島之内寄席・七福寄席・天神寄席・横浜にぎわい座の出演者を決める番組編成委員会があるのです。そして、そのメンバーを決めるのが、なんと噺家なのです!

東京の寄席にはそれぞれ席亭(オーナー)がおられ、席亭の意向を受けて各協会と所属の噺家で決めていますが、上方には長いこと寄席がありませんでした。8年前にできた天満天神繁昌亭もお客様からのご寄付で建てられた寄席小屋です。支配人はおられますが、席亭ではない。そこで、噺家が寄り合って落語会の出番を決めるという独特のスタイルが生まれたのです。

各一門から代表が集まって、合議的に決めるという方法。

編成委員の中にはまだトリを取ったことのない人もいます。でも、委員たちが顔を付き合わせ、前座からトリまでのメンバーを決めて行くのです。全体の彩りを考えながら…。

これって、凄いことだと思いません? 噺家それぞれが皆、自分の立ち位置をわきまえているのです。

もちろん、恩田支配人や大西副支配人、はたまた協会事務員の皆さんのご苦労があってできることですが(^∧^)

ちなみに、現在の委員の顔ぶれは次の通り。

繁昌亭運営委員…松枝、仁智、都、塩鯛、九雀、あやめ、春雨、三喬、小染、米左、染二、文華、英華。

番組編成委員…雀三郎、文福、文喬、米二、仁嬌、梅團治、楽珍、三風、鶴二、吉次、銀瓶、染左、和女。

ご覧の通り、委員には三味線奏者も入っています。

ここに、春之輔副会長と私(米團治幹事長)も加わり、実のある?話をしているというわけです(^0_0^)

お客様からのご意見もかなり反映されております。これからも天満天神繁昌亭をどうぞ御贔屓にm(__)m

そうそう、次回の私の繁昌亭昼席の出番は4月27日(月)から5月2日(土)までの一週間。但し、29日は動楽亭での研鑽会のため、休席。皆さん、よろしゅうお頼申します(^人^)