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2014.07.12 《大府のまちで“柿落とし”》


12日(土)は愛知県大府市の文化会館「おおぶ文化交流の杜」に行きました。


そこでの独演会。なんと開館記念のイベントだったのです! いわゆる“柿(コケラ)落とし”(^o^)。実は、私は大府市には行ったことが無かったのです。初めて行く所が「こけら落とし」とは、有難いですね。芸人冥利に尽きます(^人^)


厳密に言えば、前の週には竹澤恭子さんのヴァイオリンリサイタルがあったのですが、落語会としては私が初めて(^0_0^)


 

JR新大阪駅、新幹線の駅構内で売られている搾りたてジュースを飲み、「今日もがんばるぞ」!


意気揚々と楽屋入り。柿落としでもあるので、まずは神棚に御挨拶しようと「神棚はどこですか」と訊いたところ、「えっ、神棚は…ありません」とのこと。


「柿落としだから、お参りはしたほうがいいですよ。いや、皆さんは準備で忙しいだろうから、私だけでも行ってきます。近くの神社はどこですか」「確か、柊山神社があったはず」と、Googleの地図をプリントアウトしていただき、名古屋の制作会社「アスターミュージック」の羽佐田さんの運転で目的地に行ったところ、神社がない…。そこにいたおじさんに尋ねたら、「あの神社は無くなったよ」「えっ…」「そこには今、普通の家が建ってるよ」とのこと。そんなことがあるの? 私は愕然としました。確かに、そこには普通の一軒家が建てられてありました。ただ、表に手水舍だったような石があり、水が張ってあったので、そこにお賽銭を置いて、お詣りし、水に浮かんでいた葉っぱを「御札(オフダ)代わりに楽屋に置いておこう」と持ち帰りました。


 


と、その時、大府市役所の文化スポーツ課の田中雅史さんから連絡が入り、「近くの長草天神社へご案内します」とのこと。「やったぁ」。神社好きの私は大喜び(^0_0^)


 

菅原道真公が奉られている長草天神社は、とても穏やかな空気に包まれていました。


 

毎年2月には「どぶろく祭り」が開かれるのだとか。これは大府市指定有形民俗文化財になっているそうです。


 


隣接している延命山地蔵寺も、とても落ち着いた雰囲気を醸し出していました。曹洞宗ながら、弘法大師像があります。大府市は知多半島に位置するのですが、知多には四国八十八箇所霊場を模した巡礼コースが設けられてあるそうで、地蔵寺はその第5番札所だったのです。


先日の高知の旅を思い出しました☆☆☆


クルマでの移動中、田中課長から大府に纏わる話を色々とお聞きしました。1970年に7つの町が合併して大府市が誕生したこと。現在の人口は約8万8千人であること。大きな竹林を伐採して宅地開発が成されたこと。しかし、今も昔の地名がかなり残っていることなどなど。


初めての訪問地であった大府のことが、僅か一時間で事細かに分かり、とても有り難かったです(^ー^)


 


ところで、あとでよく考えたら、公共のホールには神棚が無いところが多いということに気づきました(^o^ゞ でも、やはり“柿落とし”ですもんね。スタッフの皆さん、走り回って下さり、ありがとう(^人^)


 

さて、楽屋弁当で腹ごしらえ(^0_0^)


 


こもれびホールは満員のお客さまで埋まり、前座からよく受けました\(^-^)/


『動物園』 團治郎

『桃太郎』 米團治

『親子酒』 紅雀

『景清』 米團治

   〈中入〉

『七段目』 米團治


終演後、片付けも終わり、タクシーに乗りかけた時、スタッフの方から「お客様からこんなコピーが届きました」と手渡されました。


見れば、大府市の吉田地区に伝わる平家の武将、悪七兵衛景清の伝説! 芦沢の井戸がある景清神社について詳しく書かれています。私が『景清』を演じたので、隣の図書館ですぐにコピーして下さったのだとか…。


感謝感激☆☆☆


いや、今日は満月でもあるし、ふと『景清』をやろうと思い立ったのですが、京都の噺が大府と繋がっていたとは、ビックリ!


初めて来た土地が忘れられない所になりそう(^0_0^)


ご来場まことにありがとうございました(^人^)


帰りの新幹線では、名古屋駅で生ビール2杯、車内で缶ビール2本、帰宅後2本…、すっかり出来上がった私です(^o^ゞ 13日(日)のサンケイもがんばるぞ☆☆☆