2014.05.20 《朝日新聞「米朝、口まかせ」の後日譚》

父、米朝は80歳になる頃から、ABCラジオで「米朝、よもやま噺」というレギュラー番組を持ち、月に2、3回は放送局に通うという生活を続けていました。

 

 

 

そして、その時の話の内容は朝日新聞にも「米朝、口まかせ」(関西地区限定)というタイトルで掲載されていました。

 

昨年、ラジオ番組が終了し、「米朝、口まかせ」も終了しましたが、朝日新聞にはその後も時々「米朝門下が師匠を語る」趣向で、座談会形式のコラムが掲載されているのです(^0_0^)

 

19日(月)、久しぶりに米朝門下の弟子数名が集まり、座談会を実施。昔ばなしに花が咲きました。取材場所は動楽亭。顔ぶれは、ざこば、朝太郎、米輔、千朝、米二、米團治の六名。今回のテーマは「米朝と枝雀の関係性」──。

 

この日は、ざこば兄さんがなぜかハイテンションで、話が主題からどんどん外れてゆき、ついには「おい、順番に内弟子時代の色懺悔をして行け」と押し迫る事態に…f(^^;  篠塚記者が「今日は書けないことだらけですよ」と、汗がたらたら。

 

どんな記事になるのか、楽しみです(^0_0^)

 

座談会終了後、ざこば兄さんが「よし、今からチャ~チャン(米朝の愛称)とこへ行こ!」と、皆を煽動し、弟子六人が西成から武庫之荘へクルマを二台連ねて急行──。ざこば兄さんは車中ですでに焼酎を一気飲み!

 

 

 

米朝宅に着くなり、「ちゃ~ちゃん、今日は嬉しい! ちょっと、師匠もビールで乾杯しまひょ」と、強引にビールを手に持たせます。師匠が「なんや、今日は…えっ、いや、わしが…ええ………あぁ、ビールてなもん飲んだん、久しぶりや」。そうなんです。このところ、全く酒を飲んでいなかった御大が、ざこば兄さんの勢いに寄り切られ、約一年ぶりにビールを口にしたのです(^0_0^)

 

 

米朝宅は正月以来の賑わいとなりました(^o^)/

 

ところで、米朝宅には今尚、いろんな方から色んな品物が届きます。見ず知らずの方からのファンレターや、一升瓶や、お花などなど…。さすが、人間国宝!

 

この日はウォルト・ディズニーから次の映画「眠れる森の美女」に登場する魔女のマスクが届いたのです。ちょっと、師匠にかぶっていただくわけにもいかないからと、米朝事務所の藤田千明が装着!

 

 

本人の「似合いますか」との質問に対し、吉川マネージャーが一言、「せんとくん、そっくり」。

 

陽気な一門&マネージャーです(^o^ゞ