2014.03.03 《ざこば・南光・米團治三人会 in 西宮》

このほど「米朝落語全集」(創元社刊)の第4巻が発売されました。

 

全8巻のちょうど半分──。米朝落語の定本化の完結に向けて、がんばります(^0_0^)

 

ところで、2日(日)は兵庫県西宮市古川町にある、なるお文化ホールにて「ざこば・南光・米團治三人会」が開かれました。

 

 

ここは西宮市立西宮東高校の敷地内に建てられた地元密着型のホールです。

 

有難いことに、ここでの三人会は毎年「満員御礼」の盛況となっており──。

 

今回も大入袋をいただきました(^人^)

 

会場はとても陽気な雰囲気に包まれ、賑々しく開演!

 

『狸の賽』 團治郎

『片棒』 わかば

『火焔太鼓』 南光

   〈中入〉

『質屋芝居』 米團治

『しじみ売り』 ざこば

 

米朝一門会は基本的に演目が決められていませんので、演者はその日のお客さんの雰囲気や前の演目などによって自分の演目を決めるのです。

 

この日は南光兄さんが中トリで、江戸落語の『火焔太鼓』を見事に上方仕立てにリメイクされ、熱演! 会場が大いに沸きました。

 

休憩後、私は芝居噺の『質屋芝居』を選択。マクラはよく受けましたが、ネタの途中で課題を残す部分が色々とあったようでございます(^-^ゞ でも、温かいお客様に支えられ、なんとかざこば兄さんにバトンタッチ。

 

すると、ざこば兄さんは人情味溢れる『しじみ売り』を口演。淡々と話しておられるのに、どんどん情感が伝わって来るのです↑↑↑

 

ざこば兄さんと南光兄さんの間に出させていただき、とても勉強になりました。

 

そして、ご来場の皆様、誠にありがとうございました(^人^)

 

ロビーには、たかじんさんの奥様から綺麗なお花が届きました(^0_0^)

 

そうそう、この日は楽屋に、福岡の「美案寄席」を企画・運営しておられる岡村和歌子さんがお見えになりました。

 

 

美人スタッフの“おもてなし”の素晴らしさに、鶴瓶兄さんや南光兄さんや花緑くん達が大変気に入っているという「美案寄席」──。私はこれまで一度も出たことがなかったのですが、この度、初めて出演することに…☆☆☆

 

今月15日(土)の15時から、福岡市の森本能舞台にて開催されます。福岡の皆様、どうぞお誘い合わせの上、おこしやす(^人^)