2013.12.18 《石山寺参拝》

この秋は何かと忙しく、紅葉をゆっくり愛でる時間もありませんでしたが、それでも、寸暇を惜しんで、紅葉狩りを楽しみました。

 

11月下旬のこと、落語会によくお越しになるお客様から「近江の石山寺の紅葉が綺麗でしたよ。23日の祝日だったのに、さほど混んでいませんでした。ここは穴場かも」と言われ、未だかつて私は石山寺に行ったことがないことに気づきました。

 

近江八景の一つ(石山の秋月)にも数えられている石山寺を知らぬようでは噺家としても恥ずかしいなと思い立ち、11月末日にふらっと参拝。

 

いやぁ、紅葉の盛りは過ぎていたにも拘わらず、境内はとても美しく、心が和らぎました(^0_0^)

 

 

東寺真言宗の石山寺のご本尊は、聖徳太子の念持仏であった如意輪観音。聖武天皇の発願により、良弁上人が(今や国の天然記念物に指定されている)珪灰石の上に観音さまを安置したことから、石光山石山寺という名が付いたのだそうです。

 

 

境内はのどかな空気で包まれていて、紫式部がここで『源氏物語』執筆の着想を得たと言われている伝承に対しても、「なるほど、さもありなん」と納得します(^ー^)

 

特に、龍穴の池のあたりはとても穏やかな氣が流れていました☆☆☆

 

西国三十三所観音霊場の第13番札所でもある石山寺──。次回は紅葉がもっと美しい時期に行こうと、気持ちはすでに来年の秋に向いていました(^o^ゞ

 

門前町の懐石料理「小松家」で、しじみ釜飯セットを堪能(^q^)

 

晩秋の風情を満喫しました\(^o^)/