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2011.10.31 「椿山荘で落慶法要~祗園甲部の手打ち」

31日(月)は東京都文京区関口にある椿山荘に行きました。椿山荘と言えば、もとは明治の元勲、山縣有朋のお屋敷。それを大正時代に大阪を本拠としていた藤田財閥の二代目当主、藤田平太郎男爵が譲り受け、現在は藤田観光株式会社が経営 […]

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2011.10.30 「東西の 噺家集い 秋深し」

「博多・天神落語まつり」の2日目の夜は凄く盛り上がりました。東西の噺家が博多のお店に一堂に会し、皆がうんと緩みました。出方だけに留まらず、お囃子や寄席文字、そして各プロダクションのマネージャーさんも一緒になっての宴となり […]

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③東京新聞「言いたい放談」
「言いたい放談」<8>(2007年7月20日)

満員御礼――、この言葉ほど芸人にとって嬉しいことはありません。元気百倍!でも最近、割とゆったり感じる「満員御礼」によく出くわします。補助席も立ち見もなし。ときには前売りを買ったが当日来られなくなる人の空席が目立つ日もあり […]

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②産経新聞「桂小米朝の新・私的国際学」
桂小米朝の「新・私的国際学」<8>(2003年5月25日)

経営悪化により、政府から2兆円以上の公的資金を受けることになったりそな銀行。今回の措置で、りそなの自己資本比率はBIS(国際決済銀行)基準の8%を大きく上回ることになる。 これではっきりしたね。銀行はつぶれないということ […]

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2011.10.29 「『博多・天神落語まつり』2日目」

三遊亭円楽さんプロデュースによる「博多・天神落語まつり」、29日も小雨が降る中、沢山のお客さんが集まって下さいました(^ー^)私はありがたいことに3会場を掛け持ちです。まずはイムズホールで『掛取り』、次に(以前の四季劇場 […]

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2011.10.28 「『博多・天神落語まつり』始まる」

三遊亭円楽さんプロデュースによる「博多・天神落語まつり」が28日から始まりました。毎年、規模が大きくなり、お客さんの数も増え、すっかり博多の風物詩の一つになった感があるこの落語まつりも、今年で5年目を迎えることになりまし […]

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①産経新聞「小米朝流・私的国際学」
小米朝流「私的国際学」<8>(2001年2月24日)

国際社会で生きる知恵は聖書を読むこと。何しろ政界で最も数多く出版されているのだから…。三大宗教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)の根幹をなす旧約聖書。そして、キリストを通して神との契約を記した新約聖書。イエスは律法学者 […]

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2011.10.27 「ようやくホントの民意が反映されるかも…」

T(取り敢えず)P(パッと飛びつく)P(パープリン)…じゃなかった、T(環)P(太平洋)P(パートナーシップ)に反対する代議士さんがこれほどおられたとは、日本もまだまだ捨てたもんやないなぁと、嬉しくなりました。国際金融財 […]

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2011.10.25 「南座で声かけられて…」

24日(月)は京都の南座に歌舞伎を観に行きました。坂田藤十郎・中村翫雀・中村壱太郎…親子三代にわたる競演に、中村橋之助さんが加わっての晴れ舞台。最後の出し物、翫雀・壱太郎親子による豪華な『連獅子』に満足し、さぁ帰ろうと座 […]

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2011.10.23 「四世桂米團治の命日」

今日は、四世桂米團治の命日です。   米朝の師匠であった四代目桂米團治(本名:中濱賢三)は、昭和26年10月23日に55歳で他界しました。この前日、大阪赤川ホーム(キリスト教関係の母子寮)で高座を勤めた直後に脳溢血で倒れ […]

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2011.10.22 「朗読の会に出演」

22日(土)は大雨の予報だったのに、朝から薄日が差すほどの天気となりました。おそらく関西では晴れ男や晴れ女が活躍する催しが目白押しだったのでしょう。ちなみに、私は、滋賀県大津市民会館での米朝一門会に出演しました。市民会館 […]

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③東京新聞「言いたい放談」
「言いたい放談」<7>(2007年7月6日)

♪笹の葉さーらさら、軒端に揺れる・・・、明日は七夕です。でも、梅雨の真っただ中なので、織り姫と彦星はたいてい出逢えません。笹にぶら下がった願い事はいつも涙を流しています。 しかし、七夕とは本来、旧暦の7月7日のこと。約ひ […]

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②産経新聞「桂小米朝の新・私的国際学」
桂小米朝の「新・私的国際学」<7>(2003年5月18日)

大阪・船場の道修町。堺筋と交わる角に黒塀が印象的な商家がある。コンクリートで埋めつくされた都会に一風の清涼をもたらすこの建物は、接着剤「ボンド」で知られるコニシ株式会社の旧家である。 近世より薬屋を営んできた小西家が、こ […]

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①産経新聞「小米朝流・私的国際学」
小米朝流「私的国際学」<7>(2001年2月17日)

米原子力潜水艦によって「えひめ丸」が沈没するという誠に痛ましい事故が起きた。それと同時に、一斉に森たたきが始まった。ワイドショーは「森さんが辞めたら景気は回復する」と叫び、党首討論も同じことの繰り返し。見ていてうんざりす […]

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2011.10.21 「劇団四季の『サウンド・オブ・ミュージック』を観劇」

21日(金)、大阪四季劇場で公演中のミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』を観に行きました。同伴したのは、弟子の米輝。安田大サーカスのクロちゃん似の彼は、ウチに来るまで一度もミュージカルというものを観たことがなかっ […]

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2011.10.20 「昭和な夜」

今日は仕事が無かったため、團治郎と米輝に『七度狐』の稽古をしました。尤も、このネタは私自身、米朝から付けてもらったことはなく、最近は滅多に高座にかけていないので、いつもの口写しではなく、手法を変えて『米朝落語全集』で覚え […]

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2011.10.19 「《上方落語寄席発祥の地》顕彰碑の除幕式」

19日(水)、今日は全国的にさわやかな晴天に恵まれました。上方落語に携わる者にとって、今日はとても記念すべき日となりました。上方落語の寄席発祥の地を顕彰する石碑が建ち、その除幕式が行われたのです。場所は大阪市中央区久太郎 […]

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2011.10.17 「平松邦夫さんを励ます会に参加」

17日(月)、大阪市長の平松邦夫さんを励ます会が大阪・中之島のリーガロイヤルホテルで行われました。私はこの4年間の平松さんの真面目な仕事ぶりに尊敬の念を抱いてきましたし、ご本人からご案内も頂戴しましたので、ふらっと覗きに […]

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2011.10.16 「升の市 住吉寄席、無事終了」

16日(日)は爽やかな秋晴れとなりました。住吉大社では、10月15~17日に催されている伊勢神宮での神嘗祭に合わせて、17日に宝之市神事が開かれます。神様からのお宝、すなわち御田のお米を刈り入れ、五人の市女が五穀を升に供 […]

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2011.10.15 「NHKラジオで、よう喋った」

今日(15日)はNHKラジオ第1放送の『かんさい土曜ほっとタイム』に招かれ、聞き手の佐藤誠さん、千堂あきほさんを相手に思いの丈を色々と喋らせていただきました。聞き上手なお二人ゆえ、どんどん話が広がりました。昨日書いたTP […]

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2011.10.14 「近江米の新米が届いた」

滋賀県甲賀市土山の福井さんちの田圃でできた新米が届きました。かねてより懇意にしていただいている兼業農家の方で、なんと30kgの包みが2つ! ウチには精米機がないので、早速、尼崎市杭瀬にある丸一米穀店に持ち込んで精米しても […]

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③東京新聞「言いたい放談」
「言いたい放談」<6>(2007年6月22日)

国土交通省の計らいで、今年、伊丹空港が第二種空港に格下げされることはなくなりました。大阪人の私としてはホッと一息。 でも、現実はどんどん便数が減らされてゆき、機種も小型化の一途です。市街地に近くて、利用率も高いのに・・・ […]

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②産経新聞「桂小米朝の新・私的国際学」
桂小米朝の「新・私的国際学」<6>(2003年5月11日)

ビートルズやローリングストーンズが一世を風靡した1960年代、ベンチャーズの活躍も周知のとおり。その器楽性の高さに大いに触発されたギタリストがいる。 古川忠義――彼は単なるファンの域をこえ、ベンチャーズの四人のパート(ド […]

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①産経新聞「小米朝流・私的国際学」
小米朝流「私的国際学」<6>(2001年2月10日)

明日(2月21日)は建国記念の日。日本が誕生した日である。「何でこの日なの」と疑問を抱いたことから、私は古代史にはまってしまった。 戦前は紀元節と呼んでいた。神武天皇が即位された日なのだ。ときに、西暦、紀元前660年のこ […]

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2011.10.13 「京都の独演会、無事終了。そして京都を満喫」

お蔭さまで、京都ミューズ主催の桂米團治独演会は盛況のうちに幕を降ろすことができました。ご来場の皆様、ありがとうございました!   『煮売屋』團治郎 『阿弥陀池』米團治 『書き割り盗人』あさ吉 『仔猫』米團治    〈中入 […]

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2011.10.11 「中村芝翫さん、逝去」

人間国宝で、歌舞伎役者の中村芝翫さんがお亡くなりになりました。私は十代の頃から、何度も芝翫さんの舞台姿を拝見してまいりました。そして、その度に「上手いなぁ、上品やなぁ」と思ってきました。芝翫さんが舞台に出られると、なぜか […]

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2011.10.10 「天孫降臨の地を探し求めて」

私は古代史研究が趣味。「神社っていつ頃からあるのだろう」と思ったことがきっかけで、地方公演の合間にいろんな社寺を訪れるのが私の趣味…いや、ライフワークとなってしまいました。 実は先月、鹿児島で講演の仕事があった翌日に、霧 […]

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2011.10.09 「地震の小咄」

定期講読専門の情報誌『テーミス』の10月号に、「最近の地震は人工的に起こされている可能性が強い」という記事が載っていました。そこには、アメリカの政府高官が「HAARP(ハープ=高周波活性オーロラ調査プログラム)という名の […]

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2011.10.08 「秋晴れの連休、行楽地へはシンフォニーを聴きながら」

爽やかな秋晴れが続いています。スポーツの秋、行楽の秋、或いは婚礼の秋と、皆さんそれぞれの秋を満喫されておられることでしょう。世間が連休となると、我々芸人は忙しくなるのが世の常──。また、そうならなければなりません。ちなみ […]

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③東京新聞「言いたい放談」
「言いたい放談」<5>(2007年6月8日)

21世紀、人は物質的豊かさの追求に行き詰まり、精神世界の重要性に気づき始めました。 スピリチュアル――、魂の尊さを伝えるテレビ番組の急増。20世紀には考えられなかったことです。少し前まで心霊現象はすべて「オカルト」でした […]

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②産経新聞「桂小米朝の新・私的国際学」
桂小米朝の「新・私的国際学」<5>(2003年5月4日)

大阪府が抱える演芸ホール「ワッハ上方」が昨年度末をもって演芸場としての役目を終えた。一般の貸ホール、つまりは“公民館”になったのである。これからは、落語会も他の催しに交じって抽選で使用日時が振り分けられるようになる。 近 […]

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①産経新聞「小米朝流・私的国際学」
小米朝流「私的国際学」<5>(2001年2月3日)

婚礼で太閤園に行くことになった。地下を走るJR東西線ができたからとても便利だ。大阪城北詰駅で降りて地上に出ればすぐだと思い、電車に乗った。ところが駅に着くと、太閤園の案内表示が全然ない。ようやく藤田美術館という文字を発見 […]

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2011.10.07 「私の初体験ばなし……フットサル」

6日(木)はオフでした。昼間、米紫君がウチへ稽古に来て、それで今日の予定が終わりと思いきや、制作会社の友人から「フットサル」へのお誘いのメールが入りました。実は、かねてより何度かお誘いを受けていながら、「すみません、その […]

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②産経新聞「桂小米朝の新・私的国際学」
桂小米朝の「新・私的国際学」<4>(2003年4月27日)

私はかなりのイタリア好き。料理はもとより、洋服、靴、自動車までイタリアン。「常々、日本の製造業を大切にと言うてるくせに、何ちゅうやっちゃ」とおしかりを受けそう・・・。誤解なきよう申し上げるが、私は落語家。着物はたくさんそ […]

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②産経新聞「桂小米朝の新・私的国際学」
桂小米朝の「新・私的国際学」<3>(2003年4月20日)

今日でイラク攻撃が始まってちょうど一カ月。実は私、開戦の前日にイラク大使館でカシム・A・シャキル代理大使にインタビューしてたんです。株式会社シーブイ・ミックスの勉強会に呼ばれましてね。40分に及んだ話の要点は次の通り。 […]

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2011.10.06 「米市がパン職人に!」

今年の春に噺家を辞め、消息がはっきりしなかった弟子の米市が、天満天神繁昌亭に食パンを持参して現れました。訊けば、今年の7月から大阪市福島区のパン屋で働いているとのこと。今までの非礼を詫びた彼の表情からは、元気よく新しい仕 […]

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2011.10.04 「あれから、一年」

2010年10月4日午後4時、大阪市福島区の関西電力病院にて、左足第一指骨髄炎による切開手術が始まりました。当初は指の欠落を覚悟していたものの、お蔭さまで骨に腐食部分が見当たらず、骨を削ることなく縫合していただき、無事に […]

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2011.10.02  「ワーク・ショップ付きの米朝一門会 in 松江」

2日(日)は島根県民会館での「米朝一門会」でした。この日は、前段にお囃子付きで上方落語を紹介するワーク・ショップの一幕を付けての公演となりました。米朝一門の若き精鋭である桂こごろう、雀喜、ひろば、そして三味線の大川貴子さ […]

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2011.10.01 「10月、装いも新た、気持ちも新たに」

落語会と宴会の毎日が続いていたので、ブログが滞ってしまいました。すみませんf(^^; ここ数日の落語会の様子を記します。 29日(木)は、大阪・日本橋にある国立文楽劇場での「桂春駒の会」に招かれました。春團治門下の春駒兄 […]

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