2012.03.07 「親子、水入らず」

私の父もカレー好き(^ー^) 朝日放送の仕事を終え、帰宅後、カレーをガッツリ食(ショク)してはりました(^q^)

 
 加齢なる一族。

 

寿司ならトロ、肉なら牛フィレが大好物。とても米寿を迎える人には思えません。味覚は今どきの若者です。だからこそ、数えの88歳まで元気でいられるんでしょうがf(^_^)

 

食事の後は入浴。久しぶりに父と一緒に湯船に浸かりました(^ー^) 暫し、親子、水入らず──。

 

風呂から上がり、ふと、私が父に「水入らずの語源は何ですか?」と訊いたところ、「さぁ…何やろな」。

   
「水入らずって、どこから来てるんでしょうかね?」
「さぁ、よう分からんけど」


「気がラクになって、酒ばっかり飲むからかな」
「ホンマですか」
「ウソや」

 

そこでまたもや、困った時のWikipedia。「水入らず」の由来を調べたところ、「水と油」という言葉に関係していることが分かりました。そもそも「水と油」は反りの合わない状態です。お互い相容れません。そして、この場合、油を家族に見立て、そこに水という他人が入って来ない状況を指すんだそうです。つまり、異なる立場の人が居らず、一つの状態でホッとしていられるという意味なんだそうです。

 

目からウロコ! (ちなみに、この言葉の出典は『新約聖書』の「使徒行伝」第9章)。

 

妻にこのことを話すと、「え~っ、家族が油? 油は他人とちゃうのん?」と訊いてきました。「いや…しかし、潤滑油という言葉もあるしなぁ」と私が小声で返すと、「油って何かイヤやわ。脂肪の固まりみたいで」。そう言うたら、そうやなぁ。脂ぎったオッサンと皮下脂肪満載のオバハンというイメージがしないでもない…。ウチは「油入らず」と言うほうがええのかな?

 

どうも違う方向に話が進んで行ってるみたい。この話、この辺で「水入り」にしましょう(^o^ゞ