2017.11.08 《「桂米朝一門会」@ 中国新聞ホール in 広島 》

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5日(日)、広島市での「桂米朝一門会」に出演。楽しいひとときを過ごすことができました(^-^)/

これは中国新聞社と朝日新聞社の共催による落語会で、すっかり安芸の秋の恒例行事となった感がございます。

この日は雲一つない快晴!

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実は、昨年から続けている住吉大社の月詣りを励行すべく、朝から「すみよっさん」へ参拝──。

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境内のお稲荷さん「楠くん社」で神職の方々とお話しをしているうちに、今日の演目は『稲荷俥』にしようかなと思い立ち──。

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広島へ向かう新幹線の車内で「広島市内のお稲荷さん」でネット検索をしていると、「金光(キンコウ)稲荷神社」という文言が出てきました。

所在地は「広島駅の北側に隣接する二葉の里にある東照宮の裏手、二葉山の中腹」と記されています。

広島に東照宮がある理由も、今までよく分からずに過ごしてきたのですが、資料を読んで「広島藩の第二代藩主、浅野光晟(アサノ・ミツアキラ)公が徳川家康と姻戚関係にあり、東照宮の建立を熱望したため」であることが分かりました。

広島東照宮の裏手か…。うん、ここなら行ける! 見晴らしも良さそう。そう思った私は、舞台チェックを若手の噺家にお願いし、タクシーで金光稲荷神社へと向かいました。

市街地からほんの少し山の手へ上がっただけなのに、とても静かで、鳥の囀りが際立ちます。

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お社の右手には奥宮へ登る急勾配の坂道が続いています。

案内板によると、徒歩15分で登れるとのこと。

少しも躊躇することなく、私はスーツ姿で急斜面を登って行きました。

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かなりの早足で登り始めたものの…やはり年齢には勝てません。3分もせぬうちに、青息吐息。

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でも、10分ほどで奥宮に到着!

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ご祭神は宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)=お稲荷さんです。

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奥宮から眺める広島の市街地は格別でした(^-^)/

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一息つくと、すぐに下山し、中国新聞ホールへと急行──。

神氣を戴いて演じたこの日の『稲荷俥』は、いかがでしたでしょうか? ご感想をお聞かせいただければ幸いです。

『子ほめ』 鯛蔵
『明石飛脚』 しん吉
『試し酒』 塩鯛
   〈中入〉
『稲荷俥』 米團治
『寝床』 雀三郎

ご来場まことにありがとうございました。

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楽屋弁当を美味しく頂戴し、帰途に就いた私──。

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訪れる度に、どんどん広島ツウになっていくようです。次は滞在型で楽しみますね(^o^)/