2017.08.15 《第4回「みゅーじあむ寄席」@ 九州国立博物館》

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12日(土)は福岡県太宰府市にある九州国立博物館1階のミュージアムホールでの「みゅーじあむ寄席」に出演。あの世へ行く噺、すなわち『地獄八景亡者戯』を披露させていただきました(^人^)

九州国立博物館…いわゆる九博での寄席は普段は柳家さん喬師匠が担当されているのですが、過日、さん喬師匠から電話が入り、「今回は“地獄絵図”の展示があるので、上方の『地獄八景亡者戯』で行きたいという博物館の意向なのです」との有難いお話しを頂戴した次第(^人^)

浅野美希さんの三味線に、弟子二人(團治郎&米輝)を従えて、粟津マネージャーと共に空路で九州へと向かいます。

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この日は穏やかな天候で、伊丹空路から福岡空港までのフライトも実にスムーズ! 飛行機ぎらいの米輝も、ひと安心(^^;)

空港からはタクシーで太宰府へ。

太宰府と言えば、かつての九州の中央官庁です。今もアカデミズムは「大和朝廷の地方出張所の一つ」という捉え方ですが、故・古田武彦氏の説によれば「大宝律令(701年)が発布されるまでは、九州王朝(倭国)の中枢だった所」なのです。

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タクシーの中で、私が皆に「ここがその政所の跡地や。菅原道真公が祭られている太宰府天満宮よりも遥かに前の話やねんで」と蘊蓄を垂れていると、粟津マネージャーが「水を差すようですが、今日は地獄絵図の話でお願いします」「……はい」。

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会場入りとともに、すぐに舞台チェック。

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ミュージアムホールには沢山の方がお越し下さり、大いに沸きました(^o^)/

殊に、お子達の反応が良かったです(´V`)♪

「落語の解説と鳴物紹介」 桂米團治 & 浅野美希 & 桂團治郎 & 桂米輝
『地獄八景亡者戯』 桂米團治
   〈中入〉
「“地獄”にまつわるトーク」 桂米團治 & 森實久美子

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中入後は、九博の主任研究員でいらっしゃる森實久美子さんと、スライドを交えてのトークで盛り上がりました( ^-^)(^-^)(^o^)/

司会の谷村さんはじめ、スタッフの皆様、温かいおもてなしをありがとうございました(^人^)

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楽屋弁当も美味かった(^o^)

さて──。

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帰りも穏やかな晴天に恵まれ──、

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空には綺麗な龍雲が!

嬉しくなった私は、福岡空港に着くなり「出発時刻までビール飲もっ!」と、小宴を開始(^o^)/\(^o^)

熟睡のフライトとなりました(^◇^;)

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次回の福岡は古代史探究を実行するぞ!