2016.04.06 《イーデス・ハンソンさんとの対談 @ 毎日新聞》

うっかり先月の対談記事を掲載し忘れていました(^◇^;)

0406①

毎日新聞“おんなのしんぶん”紙面のコラム「米團治の粋な噺で行きましょう」──。3月の対談相手は、イーデス・ハンソンさんでした。

イーデス・ハンソンという名前は、ペンネームか芸名と思われがちですが、れっきとした本名です。スペルは Edith Hanson☆

お父さまはデンマーク系の宣教師。彼の赴任先だった北インド北部のマスーリで生まれたハンソンさん。

就学時はアメリカで生活するも、遺伝生物学者だったお兄さんが大阪大学に赴任する時、物見遊山で付いてきたことがきっかけとなり、日本に住み着いてしまわれたのだそうです(^◇^;)

長年、文筆家・タレント・女優として活躍して来られ、現在は和歌山県田辺市中辺路町に住んでおられます。熊野古道の中辺路(ナカヘチ)。以前は和歌山県西牟婁郡中辺路町と呼ばれていた所。今は本宮町・中辺路町・大塔村・龍神村が田辺市に合併されました。

ハンソンさんは、ヒマラヤ山脈が目の前に迫る生まれ故郷のマスーリとよく似た中辺路の地形や風土に安らぎを覚えるのだとか☆☆

0406②

彼女は私の父、米朝とも長きにわたり仕事をして来られた方で、対談ではその頃の思い出話も聞かせていただきました。

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今年喜寿を迎えられたとはとても思えぬ若々しい容姿でいらっしゃいます(^o^)/

そうそう、2月の大阪・松竹座での米朝追善芝居『地獄八景亡者戯』の日替わりゲストのシーンにも一度、私と一緒に登場していただきました。

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舞台で、私が「ハンソンさんは、ご自分の意識としてはアメリカ人ですか、それとも日本人ですか、どっちです?」と訊いた時、「そうやなぁ、美人かなぁ」と即答。満場割れんばかりの大拍手( ^o^)(^-^*)

これからも示唆に富むお話しを聞かせて下さい☆☆☆

ところで、次回の対談相手は“春画”を研究しておられる石上阿希さん!

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先日、京都・岡崎の細見美術館へ行き、興味深いお話しを聞いてまいりました。

日本では、これまで“春画”が美術館で公開されたことが無かったんだそうです。今月10日の最終日を前に大変な賑わいを見せている細見美術館(´▽`)

0406⑥

来月掲載のコラムでは“春画”の魅力をたっぷりとお届けします。乞う、ご期待!