2015.11.22 《新幹線の検札──JR東日本やJR西日本は来ないのに、JR東海だけが検札に来る理由》

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今年最後の連休──。紅葉狩など行楽地へ向かう人達で、さぞや列車は混み合っていることでしょう。

でも、交通機関の発達は誠に喜ばしい限り(^^)/

空路はもちろんのこと、鉄道網の充実で、日本国中、どこへでも気軽に行けるようになりました(^人^)

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そして、いろんな新幹線に乗車するようになった結果──、ある現象に気づきました。

それは「新幹線の車掌さんが検札に来なくなった」こと。

これはとても嬉しい変化です。

疲れてトロトロっと寝かけた頃に「キップを拝見…」と来られたら、イラっとしますよね。自分の席に着くなり寛げるというのは、実に有難い話!

なぜそれが可能になったかと言えば、列車内に携帯情報端末を導入したお蔭で、みどりの窓口の情報が車掌さん自身にも瞬時に分かるようになったからです。売れてる席に人が座っていると確認の必要はなく、空いているはずの席に人が座っている場合のみ確認する。その結果、車掌も乗客も煩わしさから解放されたというわけ(´V`)♪

しかし──、

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JR東海の新幹線だけは今もなお検札に来るのです。なぜか?

その理由を訊いた私は、「なるほど、そうだったのか!」と、思わず納得☆

すなわち、JR東海においては新幹線のダイヤが過密であり、殊にのぞみ号は何本も走っているため、指定された列車より早く出る列車に飛び乗ってしまうお客が結構いるのだとか。その際、キップの座席指定を切り換えないでいると、その席はデータ上は埋まっていることになり、そこにたまたま指定券を持ってない人が座ると確認が困難になってしまうわけ。だから結局、検札をするほうが手っ取り早いことになるのだそうです。

なるほどねぇ。確かに、私も急いでいる時など、窓口に行列が出来てたら、変更することなく、早い列車に飛び乗ることがよくあるよなぁ。

私のようなイラチ人間のせいで、検札を無くすことが出来なかったとは…全く以って恥いる次第(-.-);

今後は、検札ごときでイライラするのはやめよう☆☆

検察されるんじゃないんだし(^◇^;)

時々刻々と変わる車窓の景色を眺めるだけでも爽快な気分になりますからね。

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これからは富士山が美しく見える季節となります。晴れていたらの話だけれど(^-^;

旅行中の皆様、実り多き旅となりますように☆☆☆

と、ここまで書いた時――、

たった今、ニュースが流れ、「JR東海も来年の3月から車内検札を無くする」んだって!

思いが通じたのかなぁ(^◇^;)