2015.11.07 《「桂米朝追善落語会」@ 南座》

6日(金)、京都の南座での「桂米朝追善落語会」は大いに盛り上がりました(^O^)v

秋の京都――。

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四条大橋から眺める鴨川の風景は、南側も北側も美しい☆

今年の京都の話題の一つ、それは四条通りの歩道の幅が広がったこと!

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市街地の歩道拡幅により、車道が一車線となったため、一部で「不便だ」という声も聞かれましたが、私は人もクルマもすっきりして良かったのではないかと思っています。

尤も、川端から東、いわゆる祇園界隈は未だ工事も始まっていませんが…(^^;

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その四条川端の南東角に位置する歌舞伎の殿堂、南座――。

ここで毎年7月7日頃に落語会を開催している米朝一門ですが、この度、松竹さんからお声掛けをいただき、米朝の誕生日に追善興行を開かせていただく運びとなったのです(^-^)/

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この日は生きていたら90歳になる米朝の誕生日!    楽屋に設えられた“御大”の部屋にご挨拶_(._.)_

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屋上の弁天さまにもご挨拶_(._.)_

今回の“目玉”は、特別ゲストとして、さだまさしさんが出演されたこと☆☆

歌はうまいわ、小説は書くわ、映画は作るわ、その上、話術は噺家以上という「まっさん」こと、さだまさしさんが米朝一門の会に登場されるなんて!

実は、米朝が他界した時に、噺家以外で一番最初に電話を下さったのが、さだまさしさんでした。

「僕は米朝師匠とは面識が無いままでしたが、今、巨星が消えて…どうしていいか分からない気持ちです。米朝師匠の落語はよく聴かせていただきましたし、大好きでした。もし、僕にできることがあれば、なんでもしますので、言って下さいね」との内容。

とても有難かったし、嬉しかったけど、どんな形で何をしていただいたら良いのやら…思案に暮れておりました。

そんな折り、南座での追善興行の話が持ち上がり、ダメもとでお願いしたら、「喜んで!」と、ご快諾下さった次第(^o^)/

南座は満員のお客様で沸き返りました(^o^)/

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米朝一門の直弟子による挨拶で幕開き!

「ご挨拶」    ざこば、米輔、千朝、米二、米團治、米平、米左、団朝、宗助、すずめ
『寄合酒』    団朝
『七度狐』    米平
『つぼ算』    南光
            〈中入〉
「思い出トーク」    さだまさし & 桂ざこば & 桂南光 & 桂米團治
「寄席の踊り」    米二 & 米團治
『笠碁』    ざこば

南座初出演のまっさん!

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私の「どうか花道からお出ましを」との要望を受け入れて下さり、大いに場内を湧かせて下さいました☆☆☆

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初めの「直弟子による挨拶」からトリのざこば兄さんの『笠碁』に至るまで、会場には終始“笑いの神様”が降りてきていたようです(^O^)v

沢山のご来場まことにありがとうございました_(._.)_(^-^)_(._.)_

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楽屋にはこれまた沢山のお部屋見舞いを頂戴しました(^人^)

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これから分け分けしてよばれます( ^-^)(^o^*)

ところで――、

細かいことですが、当日のパンフレットの私の挨拶文に誤植がありました。「囃家」ではなく「噺家」です。また、「御大」と「偲んで」の間に「を」を入れて下さい。いかに失敗談の多い私でも、噺家と囃家は間違えません(^-^;    単に誤植です。訂正よろしく_(._.)_

ついでに言うと、東京公演の挨拶文では「落語界の」が「落語会の」になっていました。こちらも訂正よろしく_(._.)_

も一つ言うと、南座の踊りのシーンで、歩く方向が逆になってしまいました。こちらは残像の修正をよろしく(^0^;)

さて――、

南座公演終了後、私は大阪・中之島のリーガロイヤルホテルに急行。

関西医科大学医学部教授の木下利彦さんが会長を勤めておられる日本臨床神経生理学会学術大会の懇親会で一席喋らせていただいたのです。

全国津々浦々から医療関係の方々が大阪国際会議場に集い、三日間にわたり研究成果を発表する学術大会――。その懇親会によばれた次第(*^o^*)

ちなみに、南光兄さんは大阪市立生野区民センターに移動し、落語会に出演。

ざこば兄さんを初めとする直弟子数名は、そのまま祇園で夜とともにチャーチャン(米朝)を偲んで下さいました。

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あの世のチャーチャン!    お誕生日、おめでとうございます☆☆☆