2015.10.03 《第245回 TORII寄席は“東西競演”で大賑わい》

「毎月ついたち みなみにおいで」のキャッチフレーズで続けているTORII寄席──。

1003①

父、米朝から私がプロデュースの命を受けたのが1991(平成3)年。月日の経つのは早いもの。大阪・千日前の上方ビル4階のトリイホールで、もう24年も続いてるんですね。

10月1日は“東西競演”と題し、江戸からは入船亭扇遊さん、上方から桂塩鯛さんと私が出演。
 
1003②

扇遊お兄さまは一昨年の米團治一門会のゲストにお越しいただいて以来の対面。ただ、塩鯛兄さんとは初対面だということを聞き、びっくり。

確かに、東西の噺家の間では、ずいぶん芸歴を重ねておられている方でも一度も会ったことのない人って結構いるものです。

況んや、若手の噺家となると顔も知らない人が沢山います。

そういう意味では、このほど東京かわら版から発売された「東西寄席演芸家」名鑑は大変貴重な一冊となります☆

1003③
落語ファンだけでなく、噺家必携の本と言えそう(^-^;

さて、落語会は、トリイホールをこよなく愛した桂米朝・古今亭志ん朝両師匠の思い出、そして米朝と同じく今年他界された扇橋師匠の思い出を語りながら、和やかに進みました( ^-^)/

『始末の極意』    鞠輔
『軒づけ』    米團治
『干物箱』    扇遊
            〈中入〉
「座談…トリイホールを愛した米朝・志ん朝」            扇遊&塩鯛&米團治
『住吉駕籠』    塩鯛

沢山のご来場、ありがとうございました(^人^)

終演後は同ビル2階にある「徳家」で鯨料理を満喫(*^o^*)

夜遅くまで“東西交流”が続きました(^O^)v

来月(11/1)のTORII寄席は、文之助兄さんをトリにお迎えしての“錦秋公演”です。次回も宜しくお願い致します_(._.)_