2015.01.13 《フランス語で落語とクラシック──予行演習》

来月、フランスのブルゴーニュでフランス語で落語をすることになった私──。

その予行演習の会を7日と12日の二日にわたり、大阪で開いていただきました。

前半は、この企画の火付け役──釋伸司・智美ご夫妻によるヴァイオリン・ピアノデュオ♪ 後半は、私のフランス語による『動物園』の一席でお客様方のご機嫌をうかがいました(^ー^)

1113① 1113②
7日(水)は箕面市白島の宮崎クリニック2階のホール「銀の鈴」にて。

1113③ 1113④
12日(月)は大阪市淀川区宮原の「B-tech Japan Osaka」にて。

いやぁ、私のフランス語の稚拙さを思い知らされましたf(^^;;

壁に向かって稽古している時は何とか喋ることができるのに、高座に上がるなり頭の中が真っ白になるのです。

この日も二回ほど落語の途中で止まってしまいました\(__);

まさに初舞台の時の心境!

でも、好意的なお客様に支えられ、なんとかサゲまで噺を運ぶことができました(^∧^)

とは言え、たどたどしいフランス語を聴いてもらっただけでお客さんを帰すわけにはまいりません。最後は日本語で落語を披露し、寄席の雰囲気を大いに味わっていただき、帰途に就いていただきましたf(^ー^;

でも、驚くべきことに、この模様をNHKの大阪の「ぐるっと関西おひるまえ」の番組スタッフが取材に来て下さったのです。関西地区限定ですが、16日(金)の午前11時05分からの放送をお楽しみに!

フランス公演まで、あと約1ヶ月。がんばります!

そのフランスは今、原理主義思想に洗脳された者による残虐な事件が起き、悲しみに包まれています。

微力ながらも、日本の笑いで“和らぎ”を作ることができればなぁと思っています☆☆☆

ところで、12日の終演後は、会場近くのてっちり屋「玄品 新大阪の関」でふぐ鍋をつつきながら、2月20日の本番に向けての打ち合わせをしました。

[米朝の俳句より]…ふぐ鍋が煮えて相談煮えきらず

でも、いろんな話題で盛り上がりましたよ(^o^)/

ブルゴーニュ地方はワインの一大産地。「フランスは立派な農業国やなぁ」と改めて痛感した次第。

フランスの食糧自給率は約130%──。40%に満たない日本とはえらい違いです。

そういや、TPPはまだ頓挫してないんですよねぇ。

でも、国民の世論は日本の農業を真剣に考える方向へと傾いてきたようです。先日の佐賀県知事選では、JAグループが推薦する山口祥義氏が当選を果たしました!

ひょっとして、自民党の代議士さんの多くはこの結果を密かに喜んでおられるのではないかしらんf(^ー^;; 「日本を取り戻す」という自民党のキャッチフレーズとも符合しますしね。

米国に追随するのではなく、本来の米(コメ)の国に戻ろうとする考え方──。明るい兆しが見えてきたようです☆☆

米團治が言うのですから、間違いありません。米團治にコメは付きもの(^o^ゞ

この日も、美味しい熱燗でふぐ鍋をいただき、雑炊で締めくくりました(^q^)/

この食文化の素晴らしさをフランス語で喋れたらなぁ☆