2014.12.05 《「週刊現代」での写真撮影──テーマは神社》

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私の神社好きも、だいぶと知れ渡ってきたようです(^0_0^)
 
今回、「週刊現代」からお声がかかり、“各界の神社好きに話をきく特集”に選ばれました。
 
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私が紹介することになった場所は、大阪の生國魂神社──。地元の人々は「生玉さん」と呼び慣わしている神社で、上方の噺家による祭礼「彦八まつり」の開催地にもなっています。
 
この日は、日頃から色々とお世話になっている生國魂神社の権禰宜、中村文隆さんにご案内していただきました(^∧^)
 
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 上方落語の祖、米澤彦八に敬意を表する顕彰碑の前でツーショット(^0_0^)
 
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前夜からの雨も上がり、撮影が始まる頃には薄日が射してきました(^ー^)
 
ご祭神は、生島大神(イクシマノオオカミ)、足島大神(タルシマノオオカミ)。創建は紀元前──神武天皇の御代と伝えられています。もちろん(延喜式神名帳に記載されている)式内社で、社格は官幣大社です。
 
「かほど古いのに、生玉さんは摂津国の一之宮ではないんですね」という私の質問に、中村さんは「ここは摂津・河内・和泉と言った旧国名の長ではなく、川から運ばれた砂州により作られた難波津の形成とともに生まれた神社なのです」と、明解に答えて下さいました。「生島大神とは島を生んだ神様、足島大神とはそれが満ち足りる状態に至らしめた神様なのです。すなわち、一つの国のお宮というより、もっともっと大きな…八十洲(ヤソシマ)を治めるような存在なのです」(^-^)/
 
なるほど…そんな意味があったのか! 心を込めて本殿にお詣りしたあと、久しぶりに御神籤(オミクジ)を引いたら──、吉でも凶でもなく、なんと「平」と出ました!?
 
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「平(ヘイ)って何ですか?」「昔はあったのですが、今は殆んど見られませんね。でも、生玉では残してるんです。平穏無事という意味で、乱高下せず安定している…ある種、一番いい兆しとも言えますよ。しかし、これを引かれるのは珍しいですね」
 
権禰宜さんの言葉に気をよくした私は、足取り軽く、境内に数多くある摂社末社にも参拝(^∧^)
 
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また、本殿の北側には「生玉の森」と称する、とても穏やかな神域があります☆☆☆
 
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この日のカメラマン兼ライターは、佐々木芳郎さん。近年、米朝一門の高座を撮り続けて下さっている方です。そうそう、“米團治カレー”の顔写真も彼の撮影によるものです。
 
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私は彼とは旧知の間柄。思わず「昔から神社の周りにはラブホが多いなぁ」と、男女和合と神道の関係性を語り合うなど、あらぬ方向に話が飛び交いました(^o^ゞ
 
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生國魂神社参拝の模様は、12月17日発売の「週刊現代」に掲載される予定です。乞う、ご期待!