2014.07.05 《倉敷を満喫》

4日(金)は岡山県倉敷市の倉敷市芸文館で落語を披露しました。と言っても、落語会ではなく、大和ハウス工業株式会社倉敷支店の“安全週間”の表彰式の前での高座です。

 

ある日、倉敷支店長の足立さんが落語会に来て下さったことがきっかけとなり、大和ハウスの集まりに私が呼ばれた次第(^人^)

 

会社の式典が始まる前に高座の舞台チェックを済ませたため、出番までに三時間近くも空きができました。

 

そこで、久しぶりに倉敷の美観地区を散歩することに──。

 

 

いつもながら倉敷川沿いの美しい家並みには心癒されます。

 

 

 

が、今回初めて、美観地区のすぐ傍に鶴形山という高台があり、頂上に阿智神社があることに気づきました。

 

 

 

そこはとても霊験あらたかな所でした。

 

 

 

ご祭神は、多紀理毘賣命(タギリビメノミコト)、多岐都比賣命(タギツヒメノミコト)、市寸嶋比賣命(イチキシマヒメノミコト)、いわゆる宗像三女神☆☆☆

 

 

 

縁起は古く、3世紀末に遡るとのこと。倭漢直(ヤマトノアヤノアタイ)の祖、秦氏の祖先とも言われている阿知使主(アチノオミ)がここに定住したことが『日本書紀』に記されているのです。

 

 

境内にある鶴亀の磐境(イワサカ)は、日本庭園の源流とも言われているそうです。

 

参拝を済ませ、おみくじを引くと──、

 

 

第五番、大吉(^o^)

 

絵馬殿に入ると、実に心地よい風が吹いてきました(^ー^)

 

 

ここから見下ろす倉敷市街地の景色は抜群!

 

私は思いました。「鶴形山が倉敷の繁栄を支えているのだな」と(^-^)/

 

 

さて、再び美観地区を散策し、倉敷市芸文館に到着。

 

 

お弁当をいただき、いざ本番──。

 

『つる』 米輝

『掛取り』 米團治

 

客席は毎日ヘルメットを被って土建業に従事している兄さん方でいっぱい(^0_0^)

 

おそらく落語など縁の無い方が殆んどだったのではないでしょうか。でも、そんな時こそ「なんとか落語の味を伝えたい」という思いが募ります。あの手この手でがんばりましたf(^ー^;

 

緞帳が下り、表彰式への舞台転換がなされている時、再び私は緞帳前に登場。今度はマイク無しで喋り出しました。鳶職の知り合いから聞いた話を披露したところ、結構食い付いて下さいました。やはり、共感できる話題が必要ですね。最後に「川越しの二人」の小咄を披露して、大きな拍手を受けながら退場(^0_0^)

 

いろんな意味で心に残る一日となりました(^0_0^)

 

 

倉敷、ブラ~ヴィ♪