2014.06.09 《三越劇場「花咲く夕べ」は凄かった!》


8日(日)は東京・日本橋の三越劇場に出演。共演者の方々の凄さに、私は舞台に立ちながら観客の気分に浸っておりました(^0_0^)


 


女流舞踊家であり振付師でいらっしゃる若柳禄寿さん監修による「春秋会男組」公演 Vol.3が、今月6日から8日までの三日間、三越劇場で開かれていたのですが、三日目の最後に「花咲く夕べ」と題する特別興行が企画され、そこに私も招かれたのです(^人^)


若柳禄寿さんの交遊の広さに驚くと同時に、出演の皆さんのクォリティーの高さに感動しました☆☆☆


約3時間にわたる“トーク&ステージ”の番組は次の通り。


舞踊「基礎舞踊体操」 若柳禄寿社中

落語「彦六伝」 林家木久扇

新内「若木仇名草(蘭蝶)」 新内剛士

端唄「隅田風情~川風~嘘と誠」 本條秀太郎 (相三味線…本條秀五郎)

落語「七段目」 桂米團治

民謡「新相馬節~大漁唄い込み」 原田直之

    〈休憩〉

講演「数学の居場所──本当の数学は私の中にある」 桜井進

講演「明日は味方だ」 山本一力

鼎談「ひたむきな私」 山本一力&桜井進&若柳禄寿

人形舞「龍神」 ホリ・ヒロシ

フィナーレ 出演者全員


   司会…海老沢孝裕


 

禄寿先生を囲む木久扇師匠と私(^0_0^)


実は、禄寿先生はあることがあって右手を骨折され、この日は踊りの披露は叶わなかったのですが、お話しの中での美しい所作には惚れ惚れしました(^ー^)


そして、何より驚いたのが、出演の顔ぶれの幅の広さ。邦楽家や噺家に交じって、サイエンスナビゲーターや作家が舞台に立つなんて…果たして調和が取れるのだろうかと、初めは少し心配していたのですが、なんのなんの。その不安は忽ち払拭され、科学者と作家のお二人は噺家以上の話術でお客様を惹き付けたのです!


「時そば」や「掛け算の九九」を例に挙げ、日本は江戸時代から続く世界一の数学立国であることを説かれた桜井進さん──。


新聞配達をしていた14歳の頃の日本橋での体験談を通じて、人の情けの尊さを熱く語られた山本一力さん――。


お二人の話芸を目の当たりにした私は、いろんな意味でカルチャーショックを受けました!


この一座に加わることができ、とても幸せです(^ー^)


 

楽屋でいただいた「浅草のむぎとろ」、美味しかった(^q^)


禄寿先生、このような機会を与えて下さり、本当にありがとうございました(^人^)