2014.05.16 《玉川大師──王真密院》
神社仏閣参拝仲間の明神さんから「玉川大師の胎内巡りは凄いですよ」という情報が入ったので、15日(木)、東京から帰阪する前に玉川のお大師さんをお参りすることにしました(^0_0^)
東京都世田谷区瀬田4丁目──。東急田園都市線二子玉川駅から徒歩10分ほどの所。電車を降りてしばらく歩くと、いきなり玉川大師が出現! それは住宅地のド真ん中にありました。
山号は寶泉山、院号は王真密院。寺号は無く、真言宗智山派の寺院。ということは、京都・東山の智積院と繋がりがあるのでしょうね。地元の人達には「玉川大師」の名で親しまれているのだとか。
高野山金剛峯寺の奥の院を流れる清流が「玉川」と言うことに因み、龍海大僧正がこの地に大師堂を建てたのが大正14年。その後、昭和3年から6年がかりで奥の院として地下遍照金剛殿を建立したとのこと。
深さ約5m、石仏総数300体、総延長100mの鉄筋コンクリート造りの地下霊場は、まさに圧巻! しばし言葉を失います。
長い参道を歩き、長身の大日如来仏と弘法大師像が対峙している地点に到達する頃には、時空を越えた“無”の境地に浸っていたかのよう…。
閑静な住宅地の地下に、あんなミラクルゾーンがあるなんて…。胎内巡りは凄かった☆☆☆
帰阪後は、兵庫県尼崎市のピッコロシアターでの「桂ざこば独演会」に合流。実は、独演会終演後に“米朝アンドロイドのご開帳”があり、私は進行役で出演したのです。
『つる』 鯛介
『ハンカチ』 ちょうば
『始末の極意』 ざこば
〈中入〉
『いらち俥』 わかば
『天神山』 ざこば
「たけのこ」 米朝アンドロイド
私はこの日、本当に久しぶりにざこば兄さんの『始末の極意』を聴きました。『天神山』も大熱演。どちらも大いに盛り上がり、終演後は武庫之荘の米朝宅で再び大いに盛り上がりました(^o^)/
ところで──、帰阪中ののぞみの車内販売で買った「東海道新幹線開業50周年記念弁当」は美味しかった(^q^)
穴子蒲焼き、味噌カツ、海老ふりゃー、いいだこ煮、粟麩、魚のひろうす、しば漬け、べったら漬け…と、江戸・名古屋・上方の味が詰まっているのですが、さらに──販売先により、違う内容が加わるのです。
東京・品川・新横浜駅で売られているものには「蜆入りの深川風ご飯」「わさび昆布」が、名古屋駅で売られているものには「飛騨牛うま煮」「海老天むす」が、京都・新大阪駅で売られているものには「秋鮭の西京焼き」「焼き湯葉」「高野豆腐」が加えられ、ご当地色を出しているのです。
私は“江戸バージョン”を堪能。あ~美味しかった(^o^) 望むらくは、もうちょっとご飯の量が多かったらなぁ。
そうや、私のような白ご飯食いのために、別売りで「日の丸弁当」も置いて下さいな☆☆☆
いずれにせよ、道中がさらに楽しくような工夫が次々となされているようですね(^ー^)
品川駅も、在来線から新幹線へ向かう途中の空間がどんどんお洒落になってきています(^0_0^)
素敵なレストランやブティックがいっぱいあって…決めの列車に乗り遅れてしまいそう(^o^ゞ