2014.04.27 《「ラ・フォル・ジュルネ」 in 金沢》

 私は只今、「ラ・フォル・ジュルネ」に参加するため、石川県金沢市に来ています。(^0_0^)


「ラ・フォル・ジュルネ」とはフランス語で「狂おしき日(La Folle Journee)」という意味だそうで、1995年に、フランスの港町ナントで始まったクラシック音楽の祭典なんだとか。とにかく、この期間中は街角のいたるところで音楽が奏でられるのです。


日本では、2005年に東京で始まりました。2008年には金沢でも始まり、今年で7年目。オーケストラ・アンサンブル金沢をはじめ、沢山の音楽家がさまざまな会場で演奏するという、今や金沢のゴールデンウィークには欠かせぬ大イベントになっています。そこへ私も出演することになり、26日(土)からお稽古で金沢に滞在しているという次第(^0_0^)

 


オープニングは29日で、本公演は5月3~5日なのですが、すでに金沢の街はプレ・イベントで盛り上がっています♪

 


今日(27日)は金沢駅前の鼓門広場で金沢市立工業高校の吹奏楽部の演奏があり、集まった市民や観光客から大きな拍手が贈られていました♪♪


で、私が何をするかと言うと、モーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』のナビゲーター!

 


今回は、約50分のハイライト版に仕立ててあるのですが、私が語りを勤めます。最初は落語家、桂米團治として…。そして、次には伯爵に扮して…。昨日の稽古中に急遽、伯爵のパートを歌うことになり、只今特訓中(^o^ゞ でも、めっちゃ楽しいものになりそうです(^o^)/


そもそも『フィガロの結婚』はフランスの作家、ボーマルシェが書いた戯曲なのですが、その時の表題には「La Folle Journee,ou le Mariage de Figaro」と記されているのです。すなわち、「ラ・フォル・ジュルネ(狂おしき一日)、またの名をフィガロの結婚」──。そう、この音楽祭にはピッタリな出し物なのです(^ー^)


28日(月)は19時から富山県高岡市の高岡文化ホールで、29日(祝)は17時から石川県金沢市の石川県立音楽堂邦楽ホールで開かれます。

 


皆さん“狂おしき一日”に、いらっしゃい♪♪♪