2013.10.08 《忙中閑(観)有り》

5日(土)、6日(日)と、私は二日続けて、仕事の後、京都の舞踊会鑑賞に行ってきました。


5日(土)は岩倉のダーニングさん宅での舞踊会。そこの奥様、ハイディ・ダーニングさんと、私の友人である奥田かんなの“舞の競演”です。ハイディさんはモダンダンサーでありながら藤間流の名取(藤間勘素櫻)であり、かんなも藤間流の名取(藤間勘素奈)で、今は箱根の芸者(優美子)であります。


リビングに和風の稽古場があるという面白い設えのハイディさんのお宅での舞踊会。30人ほどのお客が集まり、いざ開演──。


まずは相舞で『奴さん』。次に、かんなが「お軽・勘平の落人」のパロディとも言うべき『雪の道行』を好演。そして、ハイディさんが『藤娘』を情趣たっぷりと披露。


後半は、モダンダンスの手法を取り入れた二人の舞を楽しみました(^0_0^)

 

 

終演後はホーム・パーティーとなりました。私の弟子にも踊りを稽古させようと決意した日となりました☆☆☆

  

翌6日(日)は、祇園甲部の芸妓さん舞妓さんによる秋恒例の「温習会」を観劇(^0_0^)

 


こちらは春の「都をどり」のような観光客向けの舞台構成ではなく、かなり本格的にしっかり見せる舞踊が6本続きます。たまたま私の隣に座っていたのが、ロンドンからの外国人旅行客。『義経千本桜』の静御前と忠信の「初音の鼓」の説明を求められて、しどろもどろになってしまった私…(^o^ゞ


「この忠信(タダノブ)は人間ではなく、狐が化けているのです。というのも、静御前が手にしている鼓こそ、この狐の両親の革で作られたものだからです。親を慕って忠信に化け、静御前のお供をしてきた狐忠信が、吉野山での休息の折、源平合戦の話を踊りを交えて語って聞かせ、再び、静御前のあとを狐の片鱗を見せながらついて行くという場面です」てなこと、英語でどない言うたらええねん!


もう一度、英語も勉強し直そうと決意した日となりました☆☆☆