2013.05.02 《神護寺、宝物虫払い一般公開》

 

5月──、新緑が目にまぶしい季節の到来(^0_0^)

 

 

関西では一斉に田植えが始まりました。

 

さて、ゴールデンウィークの後半は私、大阪での落語会が続きます!

 

3日はトリイホール、4日はサンケイホールブリーゼ~繁昌亭、5日は雀のおやどです。詳しくは[出演情報]をご覧あれ(^人^)

 

ところで、連休の狭間の1日(火)、私は京都・高雄の神護寺に行きました。年に一度の「宝物虫払い一般公開」を観るために(^0_0^)

 

 

神護寺は和気清麻呂公が開山し、最澄や空海が重用され、密教の発展に貢献したお寺です。殊に空海は、唐から帰朝して最初に住職を勤めた所がここだったとか。朝廷との関わりも深く、空海直筆の巻物や、藤原隆信の筆による源頼朝の肖像画など、国宝・重要文化財がずらりと並んでありました。

 

 

そうそう、この春、歴史の教科書から源頼朝の肖像画が外されたのは、とんでもないことです! 来年度、すぐに戻すべき!!

 

それはさておき、平安時代からの宝物がこんなに沢山ここに残っていることに感心するとともに、途中、何度か荒廃しかけた時に、時の為政者達が全身全霊で神護寺を支えて来た足跡を目の当たりにし、感じ入った次第☆☆☆

 

 

神護寺の谷内弘照貫主から含蓄のあるお話しを伺いました(^人^)

 

 

ご家族の方々とも、書院のお庭で「はい、ボーズ…じゃなかった。はい、ポーズ」(^0_0^)

 

 

宝物虫払い一般公開の時期ゆえ、金堂でも、ご本尊の薬師如来立像の間近まで行くことが許されました。

 

 

弘法大師が掘ったと伝えられている閼伽井(アカイ)。今でも灌頂(カンジョウ)の儀式をする時は、この井戸から水を汲むのだそうです。

 

 

かわらけ投げの谷からも、新緑のエネルギーが伝わってきました↑↑↑

 

 

ここのかわらけ投げは、愛宕山のような的はありませんが、幅広い谷あいに投げるため、雄大な気持ちになります(^0_0^)

 

 

神護寺の宝物虫払い一般公開は5日まで。京都駅からでもバスやクルマで一時間近くかかりますが、値打ちはありますよ☆☆☆