2014.03.31 《天滝渓谷》
私は滝が好き。
山から湧き出た水が渓谷を下り、高い崖からザーッと落ち来るさまは爽快です!
兵庫県養父市大屋町筏にある天滝渓谷──。その奥地にある天滝の凄さは筆舌に尽くしがたいほど☆☆☆ 「てんだき」と濁ります。地元の看板には「天瀧」と書かれています。
天瀧は「但馬の三瀑」の一つに数えられ、「日本の滝100選」にも選定されているのだとか。兵庫県の最高峰、氷ノ山に源を発する天滝川。そこに位置する天瀧は98メートルもの落差を有する雄大な滝です。
先日、この滝を見に行きました(^0_0^)
大阪から兵庫県養父市までクルマでどんなに頑張っても2時間はかかります。兵庫県は広い! 大阪からクルマで15分の尼崎市も兵庫県なら、約3時間かかる美方郡新温泉町の浜坂も兵庫県(^-^ゞ
そうそう、兵庫県養父市はこのほど国の農業特区にも指定されましたね。
養父市大屋町の天瀧口でクルマを停めて、そこから歩くこと約1時間。原生林に包まれた天滝渓谷は、空気が澄んでてとても気持ちがいいのですが、この日は雪がまだまだ残っていて、時々、靴を雪穴にズボズボッと取られながらの登山となりました。
地震があったためか、大雨が降ったためかは知りませんが、所々で木が倒れていたり、石が落ちてきていたり…。渓谷の水にはかなりの泥も混じっていました。
はっきり言って、かなりのアドベンチャー。途中、鹿の死骸を横目で見、渓谷に落ちないように気をつけながら、手つかずの自然の中を約1時間歩いた時、突如、目の前に現れたのが「天瀧」です。
神々しいとは、まさにこのこと!
氷ノ山から湧き出た水が怒濤の如く流れ落ち、壮大な姿を作っています。
全長98メートルの雄々しい姿に、一度歓声を上げた後は…しばし声も出ず、ただただ感嘆のため息が出るばかり。
滝が長いため、上と下ではかなり表情が変わります。
正面に立つと、水しぶきとともに、マイナスイオンがどんどん飛んで来るような気がします(^0_0^)
さんずい偏に竜(龍)と書いて、滝(瀧)。
やはり、ここには龍神さまがおられるようでした(^ー^)
原生林に囲まれた天滝渓谷沿いの遊歩道は「森林浴の森100選」にも指定されているそうです。
糸滝や鼓ヶ滝など、さまざまな景色が楽しめます。
せせらぎのなんと美しいことよ!
でも、単なる物見遊山気分で来るところではないように思います。
「雄大な自然のエネルギーに包まれたい」と感じた時に行くところ──それが、天瀧\(^o^)/