2012.11.29 「『エリザベート スペシャル・ガラ・コンサート』に感動!」

28日(水)、大阪・茶屋町の梅田芸術劇場メインホールで行われている「エリザベート スペシャル・ガラ・コンサート」を観ました(^0_0^)

 

「エリザベート」と言えば、ミヒャエル・クンツェ脚本、シルベスター・リーヴァイ作曲によるオーストリアを代表するミュージカル。100年前に君臨していたハプスブルク帝国の皇后エリザベートを描いた作品です。

 

これが宝塚歌劇で演じられたのが1996年のこと。一路真輝・花總まり・高嶺ふぶき・轟悠という顔ぶれの雪組公演。黄泉の国からエリザベートに擦り寄るトート(死神)を主役にした小池修一郎演出が大当たりし、今もなお繰り返し再演されています。どの組の公演も良かったけれど、宙組の姿月あさと&花總まりのコンビによるトート&エリザベートは鮮烈な印象が残っています。

 

で、今回、スター専科の轟悠さん以外はすべてOG(退団生)による「エリザベート」が繰り広げられたのです。コンサート形式ではあるものの、かつてのトップスター達が多数出演し、毎日配役を入れ替えて上演するという豪華な顔合わせ(^ー^)

 

特筆すべきは、現役時代に「エリザベート」には全然関わりが無かった紫苑ゆうさん(シメさん)が、トート役で出演したこと。彼女は18年前に歌劇団を退団されて以来、音楽学校の教師はされているものの、殆んど芸能活動はしておられませんでした。

 

でも、今なお、ファンの多さは随一。この日も三階席のてっぺんまで超満員でした(^0_0^)

 

久しぶりに観たシメさんの舞台姿は、現役時代と全然変わらない…いや、当時より溌剌さが増しておられました☆☆☆

 

花總まりさんも14年ぶりのエリザベートだったそうですが、ますます深みのある演技をされ、感動☆☆☆

 

フランツ・ヨーゼフI世役の高嶺ふぶきさんも実に味わい深く…、考えたらOGによる公演ってとても贅沢な催しですね。宝塚歌劇団創立100周年に向けて、OGの皆さんのエネルギーはとても大きな力になるだろうなと思った次第。

 

カーテンコールでのシメさんの挨拶は、こんな感じでした。「念願のトートをすることができましたぁ! 神様、仏様、トート様…、そしてお客様、ありがとう! 明日の今頃は宝塚音楽学校で授業をしています。次代を担うタカラジェンヌを育てるために、私はがんばります(^ー^) タカラヅカ、最高\(^o^)/」

 
実は、シメさんとは飲み友達(^ー^)

 

「エリザベート」を観劇した後、私は梅田駅から阪急電車に乗り、急ぎ長岡京市へと向かいました。この日は長岡京記念文化会館で「桂米朝一門会」。今度は出るほうですf(^_^)

 

『手水廻し』そうば

『金明竹』しん吉

『稽古屋』米團治

『文七元結』ざこば

   〈中入〉

『親子酒』雀三郎

『義眼』南光

 

タカラヅカ・パワーを戴いたお蔭で、魂込めて舞台を勤めることができました(^ー^) ご来場の皆様、ありがとうございました(^人^)

 
トリを勤め終えたばかり南光兄さんとツーショット(^0_0^)

 

明日(29日)の宗像もがんばるぞ(^0_0^)