2012.09.16 「3年目を迎えた郡上八幡での『上方落語の会』」

15日(土)、美濃の郡上八幡での落語会がありました。今は岐阜県郡上市八幡町となった郡上八幡。

 

昔から郡上八幡では、永六輔さんが音頭を取って、東京から入船亭扇橋師匠や柳家小三治師匠、そして大阪からは私の父を招いて八幡の安養寺で定期的に落語会を開いて下さっていたのです。しかし、皆さん寄る年波。落語会は途絶えました。

 

地元の方々の「もう一度、郡上に落語会を」という熱い要望に応えて下さったのが、近藤正臣さん! 近藤さんはある日、長良川の支流である吉田川のせせらぎに感銘を受け、ここを第二の故郷と定めて、家を建て、仕事の無い時はずっとそこで奥様と一緒に過ごされているのです。

 

その近藤さんが、落語会復活に向けて動いて下さったのが、三年前。たまたま吉弥がNHKのドラマ収録の時に近藤さんと一緒になったことで落語会の話が具体化し、また彼の弟子の弥太郎が郡上八幡の出身であったことも幸いし、当日、会場となった安養寺の本堂は異様な熱気に包まれました。(昨年の様子はこちら
 

今年はその3回目。大阪から米輝の運転で(名神~東海北陸)で郡上八幡へと向かいます。沖縄は台風で大変だけれど、関西は晴天に恵まれました(^ー^) 稲刈り間近の田園風景に心癒されながら近江路を走ります。

 
綺麗に見えた近江富士(三上山)と白い雲。

 

でも、連休の入りとあって、高速道路はあちこちで渋滞しています。初めは大津S.A.(サービスエリア)で近江牛丼を食べようと思っていたのですが、大津S.A.多賀S.A.も満員だったので、養老S.A.で私は飛騨牛ハンバーグを、米輝は穴子の天ぷら&伊吹そばを注文。ここも美味しかった(^q^)

 飛騨牛ハンバーグ

 穴子の天ぷら&伊吹そば

 今日は食べられなかった近江牛丼

 東海北陸自動車道で一路、郡上八幡へ。

 

のんびりと約4時間かけて郡上八幡に到着。

 

すると、スタッフの皆さんはすでに汗を一杯かいて、舞台ごしらえに集中しておられました!

  遠郷山安養寺の本堂が落語会の会場に。

 

舞台チェックを済ませ、近くの「まつい」という蕎麦屋さんで美味しいざるそばをいただき、本番に臨みます(^0_0^)

 安養寺の脇から湧き出ている清水で喉を潤す米輝。

 それにつられて、近藤さんと私もグビッ!

 

今回も安養寺の本堂には、約400人のお客様が詰めかけて下さいました(^ー^)

 

『つる』米輝

『七度狐』弥太郎

『ちりとてちん』吉弥

   〈中入〉

『くしゃみ講釈』米團治

「トーク“話し合い”」近藤正臣&演者全員

 

開演前から近藤さんが舞台に出てお客様に話し掛ける表情は、かつて永六輔さんが郡上八幡の舞台で実践されていた姿そのもの! 最後のトークも大いに盛り上がりました(^0_0^)

 

会場へお越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました! スタッフの皆さんもお疲れさまでした。感謝、感謝です(^人^)

 

終演後は昨年同様、郷土料理の店「大八」での宴会となりました。生ビールに始まって、私は地酒「母情」をクイクイと(^ー^) 肴は「へぼ」という蜂の佃煮に始まって、味女ドジョウの天ぷら、鮎の塩焼き、飛騨牛のステーキ…と、絶品が並びました\(^o^)/

 
「あ~美味しかった(^ー^)」。ごちそうさま☆☆☆

 

旅館「みはらや」で熟睡し、翌日は早朝に起き、只今、大阪に向け走行中。今日(16日)は大阪府和泉市の和泉シティプラザで、明日(17日)は大阪府池田市のアゼリアホールで、「関西二期会ゴールデン・ガラ・コンサート」です♪♪♪