2012.07.26 「暑い盛りの天神祭」

25日(水)、大阪は暑い一日となりました。毎年、一番暑い時期に天神祭がやってくるようです。今や、すっかり大阪の真夏の風物詩となった天神祭──。クライマックスは御輿を船に乗せての船渡御。昔は西区の松島まで下ったそうですが、今では大川を行き来するだけの神事となりました。でも、だんじり囃子の中を色んな船が賑やかに行き交うさまは壮観です。時間が許す限りは私も落語船に乗るのですが、今回はまもなく始まる「桂米朝展」の準備などもあり、武庫之荘(米朝宅)で父のお付きをしなければならなくなりました。

 

何しろアンドロイドまで出来た人です。本物が壊れてしまってはいけません。あ…、この表現はおかしいかな? どうも、このところ、ロボットが二つ出来たような気になってしまってて…いや、この言い方もおかしいぞ。

 

ともかく、私は武庫之荘で父から“天神さん”に纏わる話をトコトン聞く日となりましたf(^_^;

 

 

そもそも、父は姫路の九所御霊天神社で育った人です。つまりは私の祖父がそこの宮司。父は姫路の天神さんのお宮の子であったという訳です。折に触れ「八所御霊はよく聞くけれど、九所御霊てな所は滅多にないんやで」と言うてました。

 

そして、私の母こそ天満の天神さんの氏子です。大阪天満宮のすぐそばの菅原町で生まれ、菅南小學校に通っておりました。

 

考えたら、私は菅原道真公と縁が深いんですね。ひょっとしたら、道真公の生まれ変わりなのかもしれません。モーツァルトになる前に…。まぁ、その割りには学業が伸び悩んでおりましたが(^o^ゞ

 

いずれにせよ、武庫之荘に居たために、今年は大川での夕涼みも叶わず、鈴木美智子さんの「大手前の私のマンションから花火を見ませんか」というお誘いをも断らざるを得なくなり、私はひたすら父の“天神今昔物語”に耳を傾けておりました。

 

と、その時、ケータイに写メが! そこには綺麗な花火の写真(^0_0^)

  

 

送信者は、ブライダルプランナーの杉本奈美さんでした。なんと仕事場から天神祭の様子を写メで送って下さったのです。そうか、彼女の職場、結婚式場の「クーレ・クール」は天満橋のOMMビル(オオサカ・マーチャンダイズ・マートビル)の最上階にあるから、船渡御の様子が一目で見えるんや!

 

「ありがとうございます(^ー^)」とメールを返した時、またまた写真添付のメールが入りました。今度は誰かいなと思いきや、発信者は…あっ、中川ゆかり。娘ですf(^_^; 開いてみると、なんと大輪の花を咲かせたような花火の写真の数々! ゆかり、ありがとう(^0_0^)

   

 

私の「祭りに参加したい!」という思いが方々に伝わったのかな(^ー^) 今年は武庫之荘から天神祭の船渡御を堪能することができました☆☆☆