2012.02.21 「紫苑ゆうさんと食事会」

元宝塚歌劇団星組のトップスター、シメさんこと、紫苑ゆうさんと宝塚のイタリアンレストラン「イゾラベッラ・オペレッタ」でお食事をする機会を得ました。

 

シメさんがトップだった頃のほかの組のトップスターは、花組が安寿ミラ、月組が天海祐希、雪組が一路真輝。今も女優として八面六臂の活躍をされている方々ばかり。その頃、タカラヅカ関係のテレビ番組の司会をさせて頂いていた私は、スタジオで間近に見るスターさんに圧倒されっぱなしでした。オーラの出方が半端じゃない。全員キラキラ輝いているんです☆☆☆ その上、シメさんはとても愛想が良かった。慣れない雰囲気に他の方々が無口になりかけた時など、率先して喋って下さいました。また、その内容の面白かったこと! 思わず、みんなで大笑い(^○^) 殆んど編集でカットされていましたが(^o^ゞ

 

トップスターを経験した人の殆んどが女優として舞台やテレビなどマスコミの仕事に就いて行かれる中、シメさんは1994年に劇団を退団して以来、今日に至るまで一切マスメディアには出ておられません。「男役を通してきた私が、今さら女優には転向できない」というのが理由なのだとか…。私が思うに、タカラヅカのトップスター、紫苑ゆうを追い続けてきたファンの人達の夢を壊したくないというのが本音ではないでしょうか。星組の紫苑ゆうという存在は、演じている自分も含めて「永遠の憧れの的」になっているのかもしれません。

 

それが証拠に、たまにリサイタルを開かれると、何千枚というチケットが即日完売。今なお“星の王子さま”は健在なのです。

 

そんなシメさんと、「明」「奈津子」と呼び合いながらお酒を酌み交わしたものだから、感激も一入(ヒトシオ)! いつしか、ロゼのシャンパンが3本空きました(^o^ゞ でも、その間、シメさんのタカラヅカに懸ける思いを存分に聞くことができ、改めて紫苑ゆうの偉大さを実感した次第。

 
 写真嫌いのシメさんと強引にツーショット☆☆☆

  

旧き佳きタカラヅカの精神を常に心に宿らせている人──、それが紫苑ゆうなのだと確信しました。今なおシメさんは宝塚歌劇団の生徒の演技指導に当っておられます。2年後にやって来る劇団創立100周年には“欠かせぬ人”になっていることでしょう。シメさん、これからも後進の育成にご尽力下さい! そして、ときには私と一緒にお酒を酌み交わしてやって下さい! シメさんの好きなワイン談義と、僕の好きなワイ談義で(^o^ゞ

 

帰宅後、シメさんが去年出演した舞台「ドリーム・トレイル」のパンフレットを再び見入る私。