2012.01.30 「天満天神繁昌亭に柳亭市馬さん出演」

30日(月)から私、久しぶりに天満天神繁昌亭の昼席に出ております(^ー^) 今席は中トリでの出演(但し、4日は休席)です。大阪の寄席の特徴は、たまに東京の噺家も登場することです。関西で何らかの仕事がある時など(もちろん看板にも由りますが)、10人の出演者の中に組み込まれることが多いのです。実は今日がそれでした。ええ声で知られる柳亭市馬さんが登場。彼は若いながらも現在、落語協会の副会長を勤めています。楽屋で私と並んで座っていると、彼のゆったりと落ち着いた立ち居振舞いに、方々から「どっちが年上か分かれへん」と突っ込まれっぱなしでした(^o^ゞ

 
 柳亭市馬さんと楽屋でパチリ☆

  

今日の昼席では持ち時間の兼ね合いもあり、彼はお得意の歌は披露せず…f(^_^) でも、『二人ぐせ』を好演。お客さんも大満足の様子でした。たまに江戸落語も聴けるのが繁昌亭の特徴です。そうそう、弟子の團治郎が本日、繁昌亭昼席デビューでした。前座で『つる』を口演。「師匠より落ち着いてる」と、方々から言われていましたf(^_^;

 

本日の番組は次の通り。

『つる』團治郎

『道具屋』七福

『二人ぐせ』市馬

「漫才」幸助・福助

『ぜんざい公社』蝶六

『稽古屋』米團治

   〈中入〉

『親子酒』竹林

『神様のご臨終』春駒

「上方唄」沢千左子改め、松浪千寿

『二番煎じ』雀三郎

初日から大入の盛況でした。ありがとうございましたm(__)m

 
 寒い日も温かな天満天神繁昌亭。

 
出演者の看板。寄席文字も暖かみを増しています。

  

明日もよろしくお願いします☆☆ ところで、明日は繁昌亭の後、和歌山市民会館へまいります。年に一度の和歌山での独演会です。『軽業』『仔猫』『はてなの茶碗』の三席を相勤めます。和歌山の皆様! 寒い中ではございますが、宜しくお願いします。笑えば身体が温もります。とことん温まっていただきますので、沢山の方々のご来場をお待ち申し上げております(^0_0^)